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○Alice さん

001 アナタの中のキミ (採点:8)
 感想が難しいっす。
 なんとなく、なんとなくなんですが、ONEっぽい雰囲気だなと、私は思いました。
 ONEの永遠…その定義自体が曖昧なので、この解釈のしかたは面白いというか、なんというか。
 一人称がボクな浩平、私は別に違和感はなかったのですが、イメージが著しく変化しておりました。
 雫の長瀬ちゃんがクロスオーバーで参加してしまったような…。う〜ん、これはこれで失敗なのかもしれないけれども、実に興味深いSSでした。
 色々と参考になったというか、なんというか…うん。
 ただ、今まで読んだコンペ短篇の中では一番面白い…と思います。
 これから先面白い作品が出てくるかもしれませんので。
 アリスという言葉に過剰に反応したのは内緒です。
 と、いうかAlice違いかもしれませんが、ルイス・キャロルの鏡の国のアリスという続編のオマージュなのかな? とか最初は思ってしまいました。ALICE違いも良いところ…ですね。なはは。(自分のHNも含めて)

003 アゲイン (採点:4)
 瑞佳怒る。
 珍しいシチュエーション。
 コンペでやる価値は十分にあったと思うが、作者さんの力量僅か及ばずな感じ。
 中盤の中だるみ、後半の息切れはすこぶるもったいないと思いました。

006 8匹のネコ (採点:5)
 だよだよもんもんしすぎです。
 もっと抑えてPlease.
 読み始めて、内容よりもだよだよもんもんを私、数えてしまいました。
 ほのぼのなんだろうけれども…なんというか、こっちが赤面できるほどに強烈なイメージはなかったです。
 小さい頃っていうのはもっと無謀で残酷さがあって…そういう純粋さ…内容にちょっとした大人では感じることが難しくなっているダークさ、明るさがあれば良かったです。
 …とはいえ、浩平でそれをやるのって難しいですけどね。

009 ONE〜Unlimited〜 (採点:4)
 面白いかどうかと問われば、読者である私は答えようがありません。だって、始まってすらいないSSだったから。
 長編かなにかのプロローグみたいな感触。
 ちょっと20kbでまとめようと思っているのが間違いだったのかも。
 まぁ、一つの可能性…というSSかもしれませんが、それだけのために瑞佳にネコの血を吸わせるのはどうかと思いました。なんていうか、イメージが微妙なんですよ。
 ともかく、ONEでSFっぽいサイバーを、しかもコンペでやってみようというフロンティアスピリットに評価点に+1です。

025 フラリ (採点:4)

 なんとなく意味深なタイトル。どのような意味かを探って読んでいましたが、予想していたものとは違っていて、こういう解釈だったのか〜、と相成りました。
 瑞佳が空ろになるというのが、なかなかに意表をついているように思いましたが、それくらいの想いがあっても良かったかもしれません。なにせ"みずか"ですしね。
 このお話、永遠が絡んでいればそれなりに見せ場があったような気がしました。
 ちょっとひねりが足りない…それか、私が読み取っていないだけなのか…どちらなのでしょうか…

028 暖かい春の日差しの中で…… (採点:5)
 後番から"瑞佳"と表記されているSSを洗っている私。
 二連荘でリーヅモドラ2で満貫な感じです。【No.30】といい【No.28】といい、素晴らしいぬるま湯加減なほのぼので、のんびりとしております。私。
 別に設定がどーのとか言いません。
 そーゆーのは他の人に任せますので、私は一言だけ…。
 羨ましいぞゴラァ!(涙

030 魔法 (採点:7)

 ごちそうさまでした!
 内容について、私が語るべきことなし。
 本当は言いたいことがあるのだけれど、この雰囲気が好きすぎるので…敢えて抑えます。
 喜びを内に溜め込ませてください。
 おばちゃん瑞佳に萌えました。
 堪能しました。それだけっす。
 ありがとう。熟女瑞佳に乾杯です。←明らかに脳梅毒

031 ゴール、そしてスタート (採点:6)
 清々しいSSでした。
 独特の視点に、工夫してる様を拝見。
 浩平の台詞…これって二人称…とは違う…よね? あれ、良くわかんないです。
 一見すると良くわからないっぽいけれども、少なくとも私はすんなり読めましたし、上手くまとめていたと思いますよ。
 さて、内容についての雑感。
 ALLキャラを出そうと、ちょっとごり押し気味すぎた感があります。さっぱりとしたSSなので、もっとさっぱりしてても良かったかも。ごちゃいのが勿体無いと私は思った口です。
 出したい気持ちは…なんとなくわかるんですけどね。
 繭、みさき、雪見、澪あたりは別にいなくいても良かったような気がします。
 みんな場当たり的な登場で、浩平とのストーリー内で浩平との会話などがあってもさして意味がなかったから…というのが私なりに上げる理由。…とはいえ、気にするほどではないというのも確か…。う〜ん、誉めたいのか注意したいのかわかりません。よって、この話題はここでお終いっす。

036 譲葉のカケラ (採点:6)
 氷上くんが名無しの男の子なのでしょうか?
 最後までわからず終いでしたが、このことについてはまぁ、良いと思います。ちょっとイメージ違うかなぁ、とか感じたりしたのですが…。
 私の中のイメージはどうしてもMOON.の少年マーク2…ぶっちゃけた話、EVAに出てくるフィフスの少年だったので、随分と軽いやつだなぁ〜、とか思いました。
 話の全体的な部分を眺めれば面白かったので、転校生については良しとしましょう。
 なにより、読んでいてどんな展開になるのかな? と少しばかり期待してしまったものですから…。
 最後に一言。転校生の台詞「あばよ……長森さん…」この台詞が意図的なものであるとするのならば策士。
 例えば、読者を混乱させるという点においては…。いたずらな混乱かもしれませんけれども、まぁ、読む人間を迷わそうという魂胆があっての「あばよ」であれば良いなと、希望的観測。
 なんとなく使ったというのであれば、がっかり。どっちかといえば減点対象。
 私の他にもこの台詞について言及している人、いませんかぁ〜?

039 みずかのささやき (採点:4)
 良い雰囲気のSSでした。
 ONEでSSを書こう! という部分が個人的に好感に思いました。
 ただ、やはりSSとしてのインパクトは薄いです。
 読み手に対して、伝えたいという部分。強調すべき部分がどこなのかがわかりにくい。
 作者さんの感性でSSを書いているのでしょうか? 一読者であり、感性に対抗するかのような勘で面白い部分を探る私にとっては、このSS、面白みという一番重要な要素が棚上げされてしまっているとでも申しましょうか、とにかくそんな感じでした。
 ただ、これからに期待できるので、頑張って下さいね。

041 掴みきれない幸せを (採点:1)
 まず最初に一言。この作品、どう間違っても上位にこないだろうということは誰もが納得していると思います。
 SSでなにがやりたいのか、なにをしたかったのか意味不明。なんでつまらないのかもわかりませんでした。
 どのような意図でこのSSを書いたのか知りたいところです。
 結果としては、申し訳ありませんが1点です。
 文法や文章作法といった部分で私がなにかを言うことはほぼありません。ですから、純粋に面白くなかったから1点ということになります。
 お願いですからもう少しONEのことを考えてからSS書いて下さい。
 これ以上は語るべきことナシ…です。
 もっともっと頑張って!
(短篇で一番最初に読んだ作品だったので…ちょっと攻撃的なってしまいました)

042 あの飲み会の話 (採点:7)
 色んな意味で問題アリですね。ですが、その勇気に免じて+2ポイントです。さしずめ逝ってよし! とでも申しましょうか…。
 SSそのものは好きだというのも含めて、私はアリだと思いました。
 SS本文については、大学生にもなったことだし、もうほんのちょっと、つやっぽい話題があっても良かったんじゃないかな〜って思いました。
 それからこれは勘、みたいなものなのですが、これってやっぱり作者さんの実体験が入ってませんか?
 飲み会の後のボーリングとか…なんていうかカラオケとか…。同じような道を辿ってきたというか…はぁ〜。(嘆息)
 別れたはずあいつから電話…それは事故ったという連絡。夜中、ほろ酔い加減の私はちゃりんこでドブにつっこんだスクーターをさらいに行ったものです。(遠い目)
 上記ではつやっぽいお話と言いましたが訂正。
 椎子さんに限ってはつやっぽくなくて良いです。

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