○KATUO さん
- 01 スケッチブック (採点:6)
- 話は悪くないのですが、全体的に説明不足というか、描写不足が目立つのではないかと思いました。三人称の視点が揺れているのも気になります。
- 02 HEARTS (採点:1)
- これはこれである意味すごいパワーを感じました。ネタとしては上出来ですが、話は全くおもしろくありませんでした。ごめんなさい。
- 17 風の盆 (採点:10)
- 読み返して二度泣けてしまいました。
「これは名雪の分な」「わ、ありがとう、祐一」だなんて…。切ないよお…(涙)。
素敵な言葉をたくさんくれた夏美ちゃんも大好きです。
胸がいっぱいになる、優しいお話をありがとうございました。
- 18 雨の音 (採点:4)
- うーん。全体的に分かりづらいという印象が残りました。難解というより説明不足のような。
書こうとする内容やアイデアはすごくいいと思うのですが、その背景やら何やらが説明しきれていないように感じられます。抽象的な言葉(「少し透明な青色」とか。なんのこっちゃ(笑))が多いのも、話をより分かりづらいものにしていると思います。
- 24 光があの娘であるように (採点:3)
- 名雪の性格や言動にかなり違和感がありました。あんなに軽くはないと思います。そのためか、話の中身も軽く見えてしまいます。作者の方は明るい話にしようと書かれたのではないかと思いますが、明るい話を通り越してふざけた話になってしまっています。人の死についてなんとも軽はずみな発言がでてきたり。残された者たちの気持ちを一切無視した考えですよね。栞は結局何をするために下界に降りてきたのかもよく分かりません。
- 26 そこに彼女がいなかったから (採点:3)
- うーん、バッドエンド風味……。栞にしろあゆにしろ、願ったのはあんな未来じゃなかったはずです。タイトルの「彼女」も誰のことを指しているのかイマイチ分かりません。
- 30 手と手をつないで (採点:6)
- 悪くはないです。だけど美汐が「あの子」を捨てたという過去に、前半では全く触れていないのが気になりました。まるできれいさっぱり忘れているかのようにも見えます。美汐の「あの子」がいつまでも帰ってこない理由としてはとても説得力がありますが、その場合の美汐の悲しみやトラウマは半端じゃないはずです。伏線(私が見逃しただけだったらごめんなさい)のひとつでも入れておけばだいぶ印象が変わったのかもしれませんが、美汐の独白部分があまりにも唐突に感じてなりません。
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