○KATUO さん
- 01 しらゆめ (採点:6)
- 丁寧な文章は好印象。とても読みやすかったです。だけど穴に落ちたのはどう考えてもひかりのせいなんじゃ…。死後の世界に一緒に行こうとか言うのかと思ったら、逆に助けてくれるとは。彼女は一体何がしたかったのでしょうか。
- 02 お兄はタマゴを二個入れる (採点:2)
- また随分と恥ずかしいことをしていますね。萌を意識しているのなら妹の描写はしっかりと書きこむべきです。表情とか特に。会話だけじゃイマイチよくわからない。それと卵が二個なのには何か意味があったのでしょうか? タイトルに持ってきているぐらいだから何か特別な意味があるのかと思えば、そうでもなさそうな。私が見落としているだけ?
- 03 Nの意見 (採点:2)
- はあ? S極? N極? ぜ、全然わからん……。
- 04 クロ (採点:2)
- 物語の内容に対して圧倒的に文章量が少なすぎます。全てが説明不足でわけがわからない。エピローグの前半とか特に。あれって過去の内容だったんですよね? 改行とかもう少しうまくやると結構変わってくると思うんですけど…。
- 05 イヌ×ネコ (採点:4)
- こういうのってクールっていうか?
それとセックスのときは普通メガネ外すでしょ。そもそも、そこでメガネを持ってくる意味がわからない。メガネなんてしてたの? ということになってしまう。
- 06 氷桜 (採点:4)
- 美依子って一体何者? 姉御肌の学校の先輩に殺人事件の相談なんて普通しないよねえ。何か裏があるのだろうか。
話もイマイチ解り辛いです。というか、読み辛い。
- 07 空は暁の果て (採点:6)
- 猛烈にかわいい話でした。思わず口がにやけてしまうぐらい。続きがとても気になりました。
- 08 Go on, dogs. (採点:8)
- これから一体どこ行く気だ!? 皓太とリョウ!
- 09 合わせ鏡の悪魔 (採点:8)
- 悪魔というのが安易だなあという思いはありますが、10Kでここまで書けてしまうのには感嘆。文章も読みやすく、とてもおもしろかったです。ダークというか、ホラー系かな。
- 10 ローカル (採点:6)
- 登場人物はみんなしっかりと作られていて、話の流れには勢いを感じました。シメ方も結構好み。だけど文章が少し雑な印象を受けました。誤字もいくつか目に付きます。おしいなあ。
- 11 誰も知らないお話 (採点:6)
- こんなとんでもないお話を、子どもに簡単に話してしまうお祖母ちゃん……。
- 12 ラストパス (採点:6)
- 嫌いじゃないです。ふたりの関係も、話の雰囲気も結構好きです。だけど何かが足りない気がします。それで? って感じで話が終わってしまっています。あと一歩。
- 13 僕のデートプラン (採点:8)
- お話は楽しかったです。マイナスになりかねない過剰な勢いも、ここでは好印象。なにより主人公の純粋さがとてもかわいい!
だけどおかしな点もいくつか。とりあえずファミレスには高級もクソもない。「いつものやつ」なんて言ったら笑われます。まあ、それだけ純情ってことなのかなあ。あと、キスするときに優しくもクソもない。まあ、それだけ純情ってことなのかなあ。
- 14 札幌-神戸殺人ライン (採点:4)
- えー。なんでそれでアリバイが崩れるんだろう??
- 15 中に人 (採点:8)
- 雰囲気いいですねー。こういう明るい話は大好きです。だけどオチがイマイチ。もう少し捻ってほしかったなあ。
- 16 オセロ (採点:10)
- やられました。なんかもう、ちょっと泣きそうです。とても感動的なお話でした。ありがとうございました。
- 17 虹の裏側には六十億の僕がいて (採点:6)
- ちょっとノスタルジックな雰囲気は大好きです。だけど彼女がどうして虹を見たかったのかが全く分かりません。主人公を誘った理由も不明のまま。好きだったのかな? イマイチよく分からない。その他にも説明不足の点が多い気がします。
- 18 赤い糸 (採点:6)
- 最初は「おっ」と思ったのですが、ラストが如何せん……。この後にもうひとつ何かあってほしかったです。
- 20 階段 (採点:2)
- 十三階段を持ってきた意味が分かりません。これをネタにもってくる理由はあったのでしょうか。それと、主人公の友人にしても藤田さんにしても描写が薄すぎます。この話の中で一体何を書きたいのかが全く伝わってきません。
- 21 休みの日には君と2人で。 (採点:2)
- どこかで見たことがある設定、登場人物、ストーリー。ラストは唐突に終わりすぎに感じました。使い古されたネタで勝負するのなら、既存の作品にはない何かをひとつでも入れるべきです。
- 22 The Blue Nowhere (採点:3)
- く、暗い……。救いようのない話ですね。主人公と一緒に頑張っていくっていうような話にはできなかったのでしょうか。そんな、先に僅かでも光のある話が読みたかった。
- 23 モノクローム (採点:9)
- 何で主人公の世界がこんなことになったのかは置いといて、アイデアがすごいなあと思いました。後輩の女の子が唐突に出てきたにも関わらず、不自然なく物語に溶け込んでいるのもすごい。ラストも大好きです。
- 24 何度でも (採点:6)
- ケツ○イシ? 関係ないかなあ。プロモを意識しているように見えるんだけど……。勘違いだったらすみません。
- 25 窓から桜の見える部屋で、義肢義肢軋む音は病まない。 (採点:9)
- 登場人物がシッカリとできており、それが織り成す会話のテンポの良さには脱帽ものです。どこか詞的な雰囲気を漂わせる地の文も大好きです。惚れ惚れ。ただ、そのためにラストが少し分かりづらいかなあとも感じました。首吊り死体とか。圭君の心の中の幻とでも解釈すればいいのでしょうか。違うかな…。そこだけがどうしても分からない…。うーん。
- 26 ロバ耳成人 (採点:2)
- わけがわからない…。
- 28 サクラ (採点:2)
- うーん。どこかに何かが隠されているのかな。私にはさっぱりわかりませんでした。
- 35 月とマフラー (採点:3)
- 科学→化学。満月病はすさまじく恐ろしい病気だと思うのですが、その恐怖が全くもって伝わってきませんでした。結局何が言いたかったのかも全然分からない。
- 39 不味しんぼ (採点:9)
- すげーな、なんだこれ(笑)。間接的にとはいえ、人を殺しまくる主人公にはどうかなあとは思いましたが、物語としてはとてもおもしろかったです。出来のいい世にも奇妙な物語を見ているようでした。オチも「美味い」。
- 50 ジャパニーズ・ゲイシャ・ガールは笑わない。 (採点:9)
- 何、これ。すさまじいほどのノリの良さ! とても楽しかったです。思う存分笑わせてもらいました。
- 75 彼女と天気予報と雨のにおい (採点:10)
- 読み終わった後、心があたたかくなるお話でした。言葉のひとつひとつがとても素敵です。ふたりの関係もすごく好き。「すげぇ好き」。全部大好きです。ありがとうございました。
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