○Liar さん
- 001 アゲハ蝶〜哀シイ恋ノ唄〜 (採点:6)
- アイデアや久瀬の虚無的な人物設定はとても良いと思います。
ただ、全体的に読み辛いです。
歌詞の部分を斜体にするなどの工夫をすればもっと良くなると思います。
- 002 鈴の音よ再び (採点:1)
- 文章を書くということに余り慣れておられないのでしょうか?
テーマははっきりしているのですから、まずは表現方法や文章作法を学んでから書き始めましょう。
「小説の書き方」等の本やホームページは沢山ありますので、それをよく見て勉強してからもう一度書かれては如何でしょうか?
それと、最後の余白には一体どんな意味があるのですか?
- 003 お泊まりパニック! (採点:1)
- 「折角美坂チームだけで話が進んでいたのに無理矢理ALLメンバーにしようとして失敗したお話」という印象を受けました。
文章自体も、王道のネタ(不死身の北川他)はともかくとしても表現方法や文章作法など気になる点が多すぎます。
「小説の書き方」等の本やホームページを見て勉強しましょう。
- 004 The regret (採点:5)
- 「あれ? もう終わり?」等と思わせる作品です。
文自体は長いのにサラッと読み終わりました。偏に描写、説明不足の為です。
……何か、自分のことを言っているようでものすごく痛いのは気のせいでしょうか?
- 005 プライベート・ハンター (採点:6)
- そこそこ面白かったのですが、それ以上ではありません。
原因として、展開が早すぎるために全体的に印象が薄くなってしまったということが挙げられます。
丁寧に説明と描写をして、作者の独りよがりにならないよう……。
お互いに気を付けましょう(^^;
- 006 「日課」 (採点:7)
- 巷に溢れかえっている北川×香里ものや祐一×香里物の作者さんの参考になりますね。
特にちゃんとした説明もなくいきなり「実は二人は付き合っているんだよ〜」っていう作者さんに。
5W1Hがしっかり描かれています。描写に過不足なく、気になる点は一つしかありませんでした。
- 007 冬の夜の過ごし方 (採点:8)
- え〜と、取り敢えずいつも通りのお茶目な秋子さんですね(^^;
(別人でしたら申し訳ないのですが)
今後もその独特の作風で頑張って下さい(感想じゃないですね、すいません)。
- 008 激辛 (採点:8)
- あずまんがのネタを上手く広げていますね、上手いです。
分類通りにほのぼのしています。
- 009 『例えばきみに聞いてみた』 (採点:7)
- 良くあるALLエンド物で誰もが一度は抱く疑問を解決した……と言えるのでしょうか?この答え自体、男性優位な考え方と思うのは私の邪推でしょうか?
- 010 スパイス・オブ・ライフ (採点:5)
- 気になる点は三つあります。
>栞の迫力に気押されて、わたしは頷いた。
>
> 気がつけば、わたしは頷いてしまっていた。
繰り返す必要はないと思います。
急な視点の切り替えが気になります。
三点リーダと疑問符の後の一文字を空けましょう。
- 011 残酷な代償のHappiness (採点:2)
- !と!のように、全角と半角が混在していました。
話のテンポが良くないです。全体的にじっくりと書き込めば大分改善されるのではないでしょうか?数字が若いのでまだ書き込む余地はあると思います。
- 012 空っぽのテクスト (採点:2)
- 厳しいことを言いますが、キャラに感情が感じられず、ただ書き割りに沿って台詞を読んでいるだけのように思えました。
ラストの展開も急ぎすぎです。
明らかに感情や台詞の書き込み不足だと思います。
- 013 Conservation for Love (採点:3)
- 日常の何気ない話を力技でここまでの不条理ギャグに仕立て上げる作者の方の力量には感服しました。
ただ、「分かる人には分かる」というネタが多すぎて余り笑えませんでした。
- 014 おまえの名前 (採点:3)
- 普段敬語を使わない人が無理に敬語を使っているような違和感を感じました。特に秋子さんと祐一の会話のパートは酷くよそよそしく感じました。
「真琴」はキャラが立っていましたが、それだけではちょっと……。
- 015 『雪の日の決意』 (採点:1)
- ひょっとしてまだ未完成の作品なのでしょうか?
誤字・脱字、文体の破綻、実験の為なのか途中途中に奇妙なタイミングで挟まれたギャグ投げっぱなしのオチ……と、未完成であることを作品が力一杯主張しています。
作品を良く見返して、完成させてからもう一度見させていただければ幸いです。
- 016 脱走と追跡のカノン (採点:5)
- 面白かったです。
確かに面白かったんですが、余りに不条理なギャグの応酬に何も言えなくなってしまいました。
- 017 『告白』 〜本当の俺〜 (採点:6)
- ネタと話の筋は良いのですが、表現や技術面に少々問題があります。
取り敢えず三点リーダが多過ぎるのでまずはそこから直しましょう。
- 018 雪解け水 (採点:2)
- 技術面では特に問題はありません。
ただ、私はこのあゆの決断は間違っていると思います。
ただの我が侭です。すいません。
- 019 FILE EPISODE 0 (採点:3)
- ミステリと言うよりは長編の序章のように思いました。
『魔犬』の正体も黒い帽子をかぶった男性の正体も舞の感じた奇妙な感覚も全てが解決されていません。
- 020 私の望み (採点:3)
- 間の余白が大きすぎます。
その割に文は詰まっていて読みにくいです。
- 021 想いの果てに (採点:1)
- 描写・説明不足です。
何がどうなってこのような結果に至ったのかさっぱり分かりません。
- 022 笑い声がきこえる (採点:6)
- 逆転の発想。上手いです。
ただ、警察の会話は蛇足に思えました。
- 023 WA4 (採点:3)
- 祐一の美汐への呼びかけや話の流れに不自然さを感じました。
特にラストまでの流れは、急ぎすぎていて一番不自然になっているところです。
描写・説明を丁寧にして分かりやすくすれば大分変わると思います。
- 024 Fated Meeting And Casual One (採点:5)
- 丁寧に描写するのは良いことですが、逆に少々くどくなってしまっています。
初めの詩(?)が酷く不自然で、英文の翻訳を読んでいるような感じがしました。
- 025 歩いて行こう (採点:7)
- 表現などは荒いし青春ドラマを見ているような気分になりましたが、身につまされる物がありました。
個人的に好きな作品です。
- 026 ステップ (採点:6)
- 設定や話の流れ、テンポは良いです。
ただ、誤字が多いのと「あによめ」など普段余り使わない漢字を使っている所が気になりました。
何よりもラストがあれでは……。
- 027 ウエディングヴェール (採点:6)
- 誤字が少々ありますが、それ以外に問題はありません。
ただ、個人的には真琴の扱いがちょっと酷すぎるのではと思います。
- 028 ”プレイ” (採点:6)
- サイコホラーのような雰囲気がいいですね。
文章その物が上手いです。
ただ、カノンのSSを見ているという感じがしませんでした。
- 029 最後の奇跡 (採点:5)
- 文章は上手いのですが……。
カノンSSの王道を正確にトレースしているだけのように思いました。
もう一ひねり欲しいところです。
- 030 奇跡のかわりに (採点:3)
- 非常に惜しいです。
読み終わってすぐに「あれ? もう終わり?」と思いました。
ラストを一ひねりするだけで+5点差し上げたいのですが……。
- 031 グッナイ (採点:5)
- 描写・説明は丁寧で簡素に纏まっていると思いますが、会話に不自然さを感じました。
展開もぎこちなさを感じます。
カノンのSSを読んでいると言うよりオリジナルの小説をカノンの設定に当てはめたように思えました。
- 032 悪魔を憐れむ唄 (採点:5)
- 余白が大きすぎて読みにくかったです。
ただ、話の流れは良かったと思います。
- 033 エム (採点:5)
- 魔物は遺伝するのでしょうか? ちょっとそんなことを思いました。
三点リーダと『。」』は文章を書く上での基本なので気を付けましょう。
- 034 『佐祐理の笑顔』 (採点:3)
- 着眼点は良いと思いますが、展開を急ぎすぎていて何故佐祐理さんが笑顔を取り戻すに至ったかという経緯がよく分からなくなっています。
佐祐理さんの過去について久瀬が語るシーンも明らかに不自然さを感じます。
描写や説明を丁寧にしましょう。
- 035 復讐という名の代償行為 (採点:6)
- 祐一の感情の揺れ動きと不確かな記憶がじわじわと祐一自身を追いつめていく様はサイコホラー小説を読んでいる気分になりました。
- 036 ずっと伝えたかった思い (採点:5)
- ちゃんと言えた祐一に拍手。
もとい、話全体の流れは良かったと思いますが、シーン毎に見るとネタ帳からそのまま出してきたような違和感があります。
ネタは投げっぱなしにするのではなく、回収することによって話に広がりが出ます。
- 037 美凪 (採点:5)
- 詩のような話の展開は上手いと思うのですが、話を書き切れていないように思います。
作者の方の腕と言うよりは、話のネタが中編という枠の中に収まりきっていないと思います。
- 038 想い出 〜彼と彼女の宝物〜 (採点:3)
- シリアスだとしたらこの点数です。ほのラブだとしたら+3点です。
この長さではこれだけのエピソードを書ききるのは非常に困難です。
実際に展開を急ぎすぎて一つ一つの話の密度が薄くなっています。
幾つかに絞るか、思い切って展開を変えた方が文全体が引き締まると思います。
- 039 幻実、そして星 (採点:5)
- 話自体は良いと思います。
ただ、これは完全なオリジナル作品ですね。
魔物の設定、オリキャラの存在、何よりも舞の性格が本編と違います。
- 040 楽園日記 (採点:8)
- いいですね〜青春してますね〜。
ただ面白かったとしか言えません。
男四人組の阿呆な行動が大好きです。
- 041 また逢えたらいいね (採点:9)
- 時空間同士でエントロピーの交換が行われるって……。
時空間の狭間にエントロピーだけを通すマクスウェルの悪魔でもいるんですか?
それはともかく、上手いです。
ちょっとラストの展開を急ぎすぎています。
それさえなければ満点でした。惜しい。
- 042 『それぞれの手を携えるのは』 (採点:3)
- 誤字が幾つかありました。文自体は読みやすかったです。
しかし、見た目が大人っぽくなっても中身は全く変わっていませんね祐一は。
むしろ高校の頃と比べて余計に悪くなっているような気さえします(笑
- 043 恋と素敵な魔法のはなし (採点:6)
- ほのぼのとラブのあいの子のような作品ですね。
「小学生くらいの時にクラスの女の子達がこういうおまじないをしていたな」と思い出して懐かしくなりました。
王道の展開ながらも読みやすくて面白かったです。
- 044 パンドラ (採点:10)
- 着眼点、話の展開・流れ、キャラの感情の動き、全てにおいて上手いです。
文句なしに満点。
- 045 桜が告げる春の風…… (採点:7)
- >もし意味がありさせるとするとしても
など、文法がおかしい点はありますがそんなことは関係ないくらいに良い話でした。
個人的に真琴・美汐・美鈴の三つ巴の祐一争奪戦を見てみたい気がします(笑
- 046 ホワイト・ミュージック (採点:7)
- 全てを直接に表現しないで話を進める技巧は凄いと思います。
ただ、最後のあゆの一人称で、私とわたしが混在しています。
- 047 笑顔 (採点:1)
- 騒いでいたと思ったらいきなり本編のようなマイペースに戻る……と言うように、名雪のテンションがおかしいです。
ラストの香里の独白も後からの付け足しのような違和感がありました。
文法がおかしい所、?と?のような全角と半角の混在、三点リーダの間違い、!と?の後ろの空白入れ忘れなどのおかしい点が幾つか見受けられました。
しっかり見直しをして丁寧に書きましょう。
- 048 走る少年少女達 (採点:3)
- 文法上の間違いが幾つかと、誤字・脱字が目立ちました。改行もしすぎです。
それと「。」の後ろは空ける必要はないですよ。
途中までは面白かったんですが、ラストは後一ひねり欲しいです。
- 049 少年期 (採点:9)
- この北川を見られただけで満点を差し上げたいところですが、それは置いといて。
文章に問題らしき物はありませんでした。ただ、祐一がここまで憔悴したことについて栞が何も動いた気配がないことが気になりました。
恋人同士なら幾ら何でも気付くと思います。
- 050 鮮やかなモノクローム (採点:9)
- 上手いです。やや暗い展開を要所要所に配置されたギャグによって暗くなり過ぎないように抑えられています。
情報を詰め込みすぎている感はしますが余り問題にも思いません。
個人的に続きが見てみたい作品です。
- 051 ある牛丼屋の一週間 (採点:9)
- 壊れギャグというジャンルに相応しい出来です。
題名の件についても久瀬が言ってしまいましたし、オチも笑えました。
でも店名の「佐久舞」って佐祐理さんと舞はともかく久瀬は名字じゃ……。
- 052 Give me a reason (採点:2)
- 感情の書き込みが足りません。エピソードの詰め込みすぎです。
中編としてまとめるためには幾つかの場面を削って軽量化する必要があると思います。
- 053 艱難汝玉のボーイ・ミーツ・ガール (採点:8)
- 上手いんですが……こういうの苦手なんです私(^^;
文章その物には問題ありません。
キャラの感情の動きも違和感がありませんでした。
- 054 僕の居場所はここだから 〜By the lonely way〜 (採点:5)
- まず、これだけ感情を出せるようになっている佐祐理さんが自分のことを「佐祐理」と呼んでいる事に非常に違和感を感じました。
>煙草を口に銜えたまま
この場合は「咥える」です。
- 055 煌めきの欠片 (採点:1)
- 場面の変化が非常に分かり辛いです。一度通して見ただけでは何がどうなったのかさっぱり分かりませんでした。
原因は、いきなりの場面転換と描写不足の為だと思います。
誤字や脱字、文法上の間違いなども目立ちました。
- 056 それ有る故に、それ在り。 (採点:5)
- 「―――」を使いすぎていると思います。
老人などの魅力的なキャラはいるのに、彼らを生かし切れていないような気がします。
- 057 移し火恋歌 (採点:10)
- 全ての事を少しづつずらしていくだけでこんなに救いようのない結果になるとは思いもしませんでした。
じわじわと襲いかかってくる狂気。凄いです。
- 058 30℃ (採点:5)
- 言いたいことがぼんやりとしか分かりません。
私の解釈では、あの手紙は誰が出したという物ではなくて、ただあの冬の日の奇跡を「覚えている」と伝えたかっただけなのでは……と、かなり青い事を書いてますね(^^;
この話自体がKanonという物語には適していないのではないでしょうか?
- 059 『姉妹、或いは繰り返されていく物語』 (採点:8)
- え〜と、かなり初めの方であゆの母・祐一の母・秋子さんと言うことは分かりました。具体的には2ページ目の傷痕云々の所です。
途中の「ゆういちさん」で首を捻りましたが、合っていたようで良かったです。
それはそうと、この作品はシリアスと言うよりはほのぼのですね。あまり気になりませんでしたけど。
- 060 『月の兎のおとぎ話』 (採点:6)
- 最初の内は非常に違和感を感じており、「これは本当にカノンSSなのだろうか」と思っていましたが、実際に読んでみると奇妙な設定が世界観にマッチしていて非常に楽しんで読ませていただきました。
ただ、初めの余白と誤字は気になりました。そのことで非常に損をしていると思います。
- 061 今宵、見知らぬ明日のために (採点:7)
- 青春ドラマをカノンのSSにして見ているような気分になりました。
とりあえず技術的な面では問題はないと思います。
テンポも良く、面白かったです。
- 062 壊れゆく世界の片隅で恋を歌った少女 (採点:10)
- これだけ情報・知識を丁寧に揃えて恐らくは真剣に書いた作品なのに読み終わった後何故か笑いがこみあげて来ました。
作者である貴方自身が森緒医師と同じ事をやり遂げたと思います。お疲れ様でした。
- 063 丘の子守唄 (採点:6)
- 素直に面白かったと言い切れない作品です。
秋子さんやオリキャラはともかくとして、北川を出したことはちょっと……。
上記の点数に、本編の補完作品だとしたら−2点、オリジナル設定の作品だとしたら+2点差し上げたいです。
- 064 面鉄の奥の恋 (採点:5)
- 技術的な面での問題は特にないと思います。
が、具体的にどこがと言われると困りますが、微妙に何か違うような感覚を覚えました。
- 065 作品No.2「春」 (採点:9)
- 上手いです。
オリキャラが出ているのに世界観と全く違和感なく溶け込んでいて凄いと思います。
多少陳腐だとしても幸せな結末を見てみたいですよね、やっぱり。
- 066 夢の終わりにもう一度 (採点:9)
- 話に入り込みすぎてしまい、批評が出来なくなってしまいました。
上手い、としかいえません。
確かに名雪ならやりかねないですね……。
- 067 風邪の一日 (採点:2)
- 本来は地の文で表現するべき事を台詞としていた為に奇妙に感じました。
全てが王道の展開で冗長につらつらと書いていったような感じがしました。
- 068 名琴抄 (採点:9)
- 始め、「これは名雪じゃないだろう」とか「極普通のシリアスか」とか思っていた自分が恥ずかしいです。
名雪と真琴に対する逆転の発想に脱帽しました。凄いです。
- 069 ふたつのねがい (採点:5)
- 他の作品の設定を大量に使った、半ばオリジナルの作品と言えますね。
地の文の口調が丁寧すぎるのが気になりました。
- 070 ぷら☆ちな 〜the world of pain〜 (採点:6)
- テンポの良い会話と展開で読む人を引きつける力を持っています。
オリジナルの設定が多すぎたのとキャラの口調があからさまに変わっていた分減点です。
- 071 一緒に生きたい (採点:5)
- え〜と、舞は? 真琴は?
それがちょっと気になりました。
文自体は読みやすいと思います。
- 072 彼と彼女のフォークロア (採点:6)
- シリアスと言うよりはラブ、それも特濃のラブだと思います。
作品のレベルとしては高いのですが……。
恋愛物を受け付けない人間ですのでこの点数です。
- 073 ガールズ・ブラボー!! (採点:10)
- 最高です。今回のギャグの中では随一の出来だと思います。
細かいことは気にせずにただ楽しめました。
- 074 ダイヤモンド・ダストを抱きしめて (採点:3)
- 話の内容は分かったのですが、非常に読み辛い部分があります。
五〜六十字に一回くらいの改行が欲しいです。
それと、説明・描写が少ない為に情景が分かり難くなっています。
- 075 True story (採点:1)
- まず一言、見辛すぎます。
一度通して読みましたが、何度となく途中で挫折しかけました。
百〜百二十字程度に渡って改行せずに続くワンフレーズ、と思ったらやたらに連続して起こる改行、そして点在する誤字脱字。
喋喋喃喃、汪汪、のしぶくろ、やたらめった(ら)などの一般に使われない字を使いすぎている所も余計に読む気力を失わせます(最初の二つは読めませんでした)。
話の内容自体は面白いと思いますが如何せんこれでは最後まで読む気力が湧きません。
中編を書こうとして長編になったために取った苦肉の策としか思えません。
- 076 夢の劇場 (採点:7)
- あゆによる栞シナリオの補完。
もし「奇跡」が「永遠の世界」のようなものなのだとしたら……。
不幸と言うよりはダークですね。何れにせよ文全体のレベルが高い水準でまとまっています。
- 077 女王陛下と騎兵隊長 (採点:8)
- 設定、話の流れ、人物設定と全てにおいて高い水準で整っています。
これだけ長い話なのに飽きることがなく驚きました。
本来ならば満点なのですが、個人的にラブストーリーを全く受け付けないのでその分引かせていただきました(^^;
- 078 「dearest」 (採点:5)
- 表現やキャラの性格設定などには私自身色々と参考になる面が多かったのですが、
如何せん長すぎる上に話のヤマがほとんどなかった為にただ冗長につらつらと書かれていったような印象を受けます。
個人的にラブストーリーは全く受け付けない人間であることも相まって読み切るのがやや大変でした。
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