○Liar さん
- 001 丘の生き物 (採点:7)
- 間の取り方、詩的な表現技法とその美しさ、と申し分無い作品だとは思います。が、これはそもそもSSでしょうか?細かいことかもしれませんが、SSと詩は全く違うものだと思います。
でも作品自体の完成度の高さや上記の理由によってこの点数が妥当と感じました。
- 008 また明日 (採点:7)
- 二人の日常のほのぼの感(?)がとても良いです。
個人的に好きな題材と会話の内容なので楽しめました。
ただ、誤字脱字があったのでその分減点です。
- 026 カナブン (採点:5)
- 恐らく相当の葛藤を乗り越えて一つの結論に達したのだろう祐一は個人的にすごく好きです。
ただ、この作品は短編ではなく、長編のプロローグの様に思いました。
これを短編として見た場合、ラストをもう少し変えるともっと良くなるように思います。
- 042 『眠れ眠れ可愛い――』 (採点:9)
- 話のテンポが独特で、詩の一節か劇のワンシーンのように思いました。
その為か非常に読みやすく綺麗にまとまっていて、作者の方の力量を感じました。
難を言えば一般的にはあまり使わない漢字があった事でしょうか?「ささやく」とか「まとう」とか。
- 063 ドッキリなbirthday (採点:7)
- 上手いです。
展開自体はありきたりではありますが、それだけに変に冗長にもならずに簡潔にまとめていることに作者の方の力量を感じさせます。
良い意味で読み手の期待を裏切らない作品だと思います。
- 064 恋する乙女というものは (採点:5)
- 途中までは楽しかったのですが……。
オチ(祐一)がいまいちだったので。
オチさえ決まれば満点に近い点数なのですが。惜しいです。
- 067 そんな二人の逃避行 (採点:5)
- 話の筋は良いと思います。個人的には好きな作品です。
ただ、技術的な問題点が幾つかあります。
途中の表現や細かい部分ですが、丁寧に見直せば更に良い作品になると思います。
- 069 マリッジブルー (採点:4)
- 展開や話の筋はよいのですが……。
『。」』は明らかに間違っています。
小説やその他全ての物を書く上で基本の部分なので注意。
- 080 鈴が唄う日 (採点:8)
- 二次創作の、しかも短編に泣きそうになったのは初めてです。
作品自体非常に完成度の高い物ですが、それ以上に私は本編では何気なく読み飛ばしていたあのシーンを上手く使ったアイデアに脱帽です。
- 093 philosophy (採点:6)
- ギャグシーンや話の展開などは好きなのですが、全員の行動をみて思わずつっこみを入れてしまいました。
ただでさえ依存度の強い名雪にあれは逆効果では?と。
作品自体は良くまとまっていて問題らしきものはないと思います。
- 095 すべてがFになった日 (採点:9)
- 最初見たとき「F」じゃなくて「K」じゃないかと思っていましたが、「Frog」の頭文字なんですね。
気付きませんでした(^^;)
閑話休題。
内容については申し分なく、独特の雰囲気に背筋がひやりとさせられました。
- 112 穏やかな日差しの中で (採点:6)
- 作品全体にあるほのぼのした空気が良いですね。
文法や文字の誤りなどもなく、丁寧な作りの作品です。
ただ、話のヤマがなく、少々だらけてしまいました。
- 117 The Old Clock ――誰が為に時を刻む―― (採点:9)
- 全く隙がない、悔しくなるような作品。
−1点はただの嫉妬です(^^;)
- 118 「奇跡の後の文化祭」 (採点:5)
- 全体的に書き方が間違っています。
ネタの一つ一つはかなり面白かっただけに残念です。
「小説の書き方」などの本を読んで勉強すればもっと良いSSが書けると思います。
- 120 息抜き (採点:8)
- 今回のコンペで一番題名が内容を表している作品だと思います。
文章も読みやすく、内容も良いです。
ただ、私には祐一の問題が未だにわかりません(^^;)
- 123 想い、あなたに (採点:7)
- 全体に流れるほのぼのとした雰囲気が良いですね。
作品自体丁寧に作られていて非常に読みやすいです。
個人的には続きが読んでみたいです。
- 125 幻冬歌 (採点:9)
- いいですね。こういうバッドエンドの話でこれだけ良くできている作品は少ないと思います。
人物の心情や葛藤を丁寧に描写した一級品だと思います。上手い。
- 126 多角関係 (採点:8)
- 完全なぶっ壊れギャグ。女SPさん最高です。美汐哀れです。
誤字が少々ありましたがそんなことお構いなしのヒロインたちが素敵です。
- 132 愚者達は夜に歌う (採点:10)
- 笑わせて貰いました。
特に、天使と悪魔の門番への質問のシーンでは爆笑しました。
この妙なテンポがツボにはまりました。文句なしに満点。
- 137 体育祭血風録 (採点:5)
- 笑わせて貰いました。
作品自体も、読みやすさや作りの上手さやその他全てに関して一級品です。
ただ、佐祐理さんの名前を間違っていました。その分で−3点です。
- 138 たんぽぽのように (採点:8)
- 上手いです。
祐一、香里、栞全ての人物の行動に違和感がなくて驚きました。
ほのぼのでありながら冗長にならないというのはすごいと思います。
- 139 花 〜ある奇跡の詩〜 (採点:10)
- 「桜の木の下には、死体が埋まっている」だったかな?
ともかく、非常に良くまとまっていて、綺麗な作品だと思います。
おかしい所が全くなく、文句の付けようがありません。
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