○VAL さん
- 0001 虹の架け橋 (採点:6)
- 雰囲気と締めは良かったんですけどね。虹の架け橋の話も好きですし。
ただ、並行して進路の話、というのは弱いような気がします。
- 0002 ぜろぜろなゆちゃん〜凶悪兵器を破壊せよ!〜 (採点:1)
- 勢いは評価しますけど。オチはジャム系でも定番ですよね(苦笑
それといくらなんでも不快に感じる部分が多すぎます。特に名雪。ほぼ名雪。かなり名雪。むしろ名雪。たまに香里(ぇ
- 0003 皐月の陽光、うららかに。 (採点:7)
- 美坂チーム。満たされてますね。さわやかですね。大好きです。
ほんのちょっとした出来事なんですけど、「これこそ彼ら、彼女達」です。
- 0004 届け、この想い (採点:3)
- 『沢渡真琴』と思い出だけですよね……。Kanonとの関連性の薄さが気になってしょうがなかったです。
話としては面白いんですけど、でもそれを拭い去るほどの物を感じられませんでした。
あと「ー」が気になります。「――」の方がいいです。
- 0005 あの素晴らしい愛をもう一度……いや、マジで。お願い。俺んトコだけでもいーから! (採点:1)
- いや、内容は笑えるといえば笑えるんですが、というかネタの応酬も文体も笑いに繋がるんですが。
これでどうしろと(汗
とりあえず改行をお願いします。
- 0006 MIND YOUR STEP! (採点:4)
- ……ごめんなさい、典型的な北川×香里としか感じられませんでした(汗
栞シナリオで、栞のために色々した祐一と、そのおかげで同じく前を向けた香里、そしてその祐一を羨む北川。
正直、有り触れた感が拭えませんでした。
- 0007 華音霊異記 (採点:3)
- ジャンルは香里ですか……?
突飛な設定は、まず受け入れさせる事から始まる、と誰かが言ってたような気がします。
あゆ、栞、舞、久瀬の設定を弄った結果は、あまり良くないと思います。
そして最後は急展開すぎます。終わり方も……終わってるといえば終わってるのかもしれませんけど。
話として成り立ってはいる、ということでこの点数です。批判ばかりでごめんなさい。
- 0008 残り灯 (採点:2)
- ……亡くなるんですか? 栞……。
……何と言いますか、このお話……好きになれませんでした。ごめんなさい。
設定部分から受け入れ辛さを感じました。
- 0009 やみつき (採点:7)
- 美汐ラブです。それだけで満足です(マテ
いえ、本当に幸せそうですし。
あ、敢えて言うなら終盤の展開がちょっと早かったと思いました。
- 0010 雪もよう、ところによりノスタルジィ (採点:7)
- 爽やかです。家族愛です。家族っていいですね。
すると行ってらっしゃいは「行って」「いらっしゃい」なわけですね。……これは違いますか。
- 0011 プレイアデス(Play-a-Death) (採点:4)
- ちょっと難しかったです。ごめんなさい。
- 0012 思い出という名の道しるべ (採点:2)
- 冒頭はあゆが入学成功したこと。肝心の内容は北川と香里がくっ付いたということ。
……さすがに薄いです(汗
ほのぼのは内容を重視する必要はないですけど……これはさすがに……。
- 0013 蛍火 (採点:5)
- 切ないです。事故が絡むSSはどうも駄目なんですけど。これ以上安易な不幸を増やさないで、そう思ってしまうんですけど。
子供を庇って……ですか。贖罪、ですか。
香里は少しでも、やり切れない気持ちを……拭いさることが出来たんでしょうか。
でも、やっぱり残された人のことを考えると……。
「言い忘れてたけど、ここ花火も、見えるのよ。結構、綺麗でしょ?」
このSSで読むことが出来る、生きている香里の最後の台詞。──やっぱり切ない、というのが正直な感想です。
- 0014 キスで終わる物語 (採点:10)
- 初読時、何度も集中力が途切れてしまうほどのラブが素敵です。いや、だって。大人しく読むなんて出来ませんよ、これ(苦笑
1ページ目の前半、一歩間違えれば失敗しかねない小ネタの連打なのに不思議と飽きが来ませんでした。
2ページ目の後半、反則です(w
3ページ目、ラスト。……キスで終わるって書いてあるのに、その通りなのに、そんなの関係無いくらいに。……やられました。
「恥ずかしくて」キスシーンを外して、「恋人になって」……。素敵です。
文句の付けようが無いラブ、ありがとうございました。
- 0015 らんじぇりーらす (採点:8)
- ……男の子には少し辛いお話だったと思いますー(何
さて、真面目に。
ええと、エンターテイメント性はよかったと思います。楽しめました。でも、やりすぎです(苦笑
読んでる自分が恥ずかしかったですよ、色々な意味で。
でもそれが狙いだと思うので甘んじて読みました。えっちなのはいけないと思います。ぱんつも。それ以外も(ぇ
あ、一つ。いくらなんでも栞「っ」使いすぎです。……と思ったんですが、そこら辺ツッコむような作品じゃない気もします。可愛いですし、栞(ぉぉ
- 0016 sTrAwbErRy FiElDs fOreVeR (採点:1)
- Kanon? 祐一? 名雪? 香里? あゆ? ジョン?(違
……コメント不可能です。点数が全てです。
- 0017 ホロニック・パス (採点:9)
- 『僕はね、秋子。名雪のためなら死ねると思うよ。本気でね』
……言う事ないです。
秋子さんを医学に携わる仕事に就かせるのは何回か読みましたし、そんな好きでもないんですが……この作品は文句ないです。
- 0018 片翼の天使 (採点:3)
- ……説明無しですか? 偶然、ですか?
良く分からなかったのと、好きになれない部分があったのでこの点数です。ごめんなさい。
- 0019 12時の魔法 (採点:8)
- 事故来たか……と安易に思った自分が恥ずかしいです。
これこそラブ。まさにほのラブ。素敵です。
- 0020 花火は空に、君は地上に (採点:7)
- ……最初の文章、とても素晴らしかったです。何でこんな文章が書けるんだろうと。大当たりかな、と思ったんです。
そして予想通り文章は上手かったんです。でも「うぐう」で醒めました(泣 しかも百果屋ですか……(泣
で、少し醒めた状態で読んだんですけど。
あゆが花火の日に起きる、文句は無いです。1年後に二人で見に行く、それも文句無いです。素敵な発想です。大好きです。
ただ、美坂チーム主体でしばらく進んだ直後だと、どうしても弱いと思わずにいられませんでした。
でもこのSSの地の文は好きです。優しさを感じると言いますか……作者さんの別のSSも読んでみたいと思わせてくれました(w
- 0021 憂鬱な自殺者達の午後 (採点:7)
- なるほど……栞の行動をそう捕らえる事も可能なわけですね。
栞が助かった後、また香里が過去の行動を悔やむ、というのは良くありますが、こういうパターンは初めてですね。面白かったです。
ただ、祐一が行動するっていうのはいいんですけど。行動もいいんですけど。
どうも、言葉が引っかかります……何と言うか……偉そうですね?(ぇ
- 0022 眠り姫に恋焦がれて (採点:5)
- タイトルの『眠り姫』は掛けてるんでしょうか……?(何
いくら何でも心変わり早過ぎです(苦笑
それはともかく、『北川が7年前からあゆを知っている』話ですね。
眠り姫辺りのくだりは良いと思いました。10歳の子供ってあんな感じなんだろうな、という。
ただ、告白の辺りや再会のエピソードなど、ちょっと薄く感じました。
起伏があまり感じられない、と言えばいいんでしょうか……。
- 0023 今と出会うために時計は時を刻む (採点:10)
- ストライクです。見事にストライク。
「さて、お客様。あなたの時計は止まらないですよねっ。今、刻んでますよねっ!」
──素敵です。溜息しか出ません。いえ……ちょっと涙も。何か。
最初は、連作を一つに纏めた話かと思ったんですけど……。蓋を開けてみたら、こんな素敵な話。凄いです。大好きです。
- 0024 SMALL TWO OF PIECES (採点:6)
- このお話、ちょっと苦手です。ごめんなさい。
いや、凄く上手いと思うんですけど。でも高得点を付ける気には……。
あ、ダークとしての感想を一言だけ。名雪のひらがなメールが素晴らしく恐かったです。
- 0025 目くそ、鼻くそと共に散れ (採点:5)
- 少し冗長だなと思いました。特に最初の石橋と北川の会話辺り、不必要なような。しかもオチは弱めです。
でも、今まで読んだ石橋クラスVS久瀬というシチュエーションのSSでは面白かった部類です。
- 0026 ちょっとだけ大人になれるジャムの秘密 (採点:7)
- 青いジャムの謎は解決されていませんが、この場合はこれでいいのかもしれませんね。
読んでて詰まるところがない、読みやすい文章でした。良作です。
- 0027 雪の迷宮 (採点:3)
- 目覚し時計が『選ばせた』ですか。なるほど……。
ただ、名雪の心情描写がマイナスです。かなり。気を紛らわそうとしている、と考えても幾らなんでもあちこち意識が飛びすぎですね。
そもそも、個人的には考えている場合じゃなかったような気もします。絶望という言葉とは、ずれを感じました。
- 0028 炉辺に腰掛けて、 (採点:1)
- ……北川……北川?(何
理解出来ませんでした、ごめんなさい。
- 0029 アナタに贈る小夜曲 (採点:7)
- 普通に良かったと思います。といいますか小さい二人の思い出、反則と言っていいですか?(何
- 0030 おくりもの (採点:2)
- 「部分的とはいえギャグ」とか書く人嫌いです(何
友人Kは許せるんですけどね……。
話も、もう一度眠りにつく、という展開は正直好きになれませんでした。
- 0031 沈黙のプロミス・ベル (採点:3)
- 最初の方は非常に楽しめました。特に美坂姉妹とのやり取り、久瀬とのやり取り。基本を押さえた楽しめる作りになっています。
ただ、それに比べて主題であるだろうと思われる部分がちょっと……というかかなり弱いですね。
あと、栞が生きているのに真琴が消えていることに意味は?
結婚というテーマだけに最後の部分を狙ったのかもしれませんが、むしろ違和感が残りました。
- 0032 metaphysical (採点:3)
- えーと?(汗
少々拍子抜けでした。……不安になっただけですか。
いえ、奇跡と人に呼ばれるほどの物を簡単に信じるのは難しい、それは分かります。
分かるんですけど……それだけで話を構成するのは難しいと思います。
うまくいけばかなりの物が期待出来るでしょうけど、これはそこまで達してません。例えば4から5へ、一気に飛び過ぎです。
とりあえず、栞と祐一、北川と祐一のほのぼのな会話は良かったのでこんな感じです。
批判ばかりでごめんなさい。
- 0033 めぐり、ひとひら。 (採点:7)
- ジャンル、不幸じゃないのでは……?
むしろ、はっぴーなのでは……? いや、死んじゃってますけど。
そういうわけで、さわやかな気分で終われるSSでした。嬉しくなります、こういうの。
栞幽霊が「らしい」です。可愛いです。
ただ、ちょっと薄いですね。事件というにはあっさりとした印象が。そこが気になりました。
- 0034 白の世界に天使はいない (採点:6)
- あー……(汗
とても上手いんです。上手いんですけど、好みじゃないです。ごめんなさい。
舞シナリオ以外の経緯で佐祐理さんに出会うという形は、辛いものがありますよね。相沢祐一が7年ぶりに街を訪れた時から持つ引け目。
- 0035 夏もよう (採点:6)
- 蛍。名雪。なるほど。いいと思います。
親の視点からの話。こんな感じなのかな、と思えました。
でも名雪と祐一ってこういう物なのかなあ……キス一つとかそういう問題なのかなあ……というのが気になりました。
- 0036 さよならの嘘 (採点:6)
- 嘘つきはみんな。嘘つきは嫌い。
……なんてことを言ってたら文章なんて読めないんですけどね(何
正直、難しかったです。大切なこと、「何について」なのかはおいといて。赦されるのか、赦されないのか、嘘なのか、本当なのか、そういうことばかりが重視されていて。あまり面白く感じませんでした。
上手いんですけどね……。
- 0037 Perfect Boy (採点:3)
- 初っ端で腹が立ちました。もちろん北川に。
そして内容を見る限りはいつもの北川潤。何だかなあ……と思いました。
香里に認められるために、完璧に拘るというのは分からないでもないんですけど……。
- 0038 彼は友達 (採点:6)
- えーと。取り乱す佐祐理さんってこんな感じなのかなあ、と違和感を覚えました。
本編にそういう描写があったわけではないので先入観でしょうけど、気になっちゃったので。ごめんなさい。
全体的には綺麗に纏まっていたと思います。
- 0039 バレンタインの空模様 (採点:8)
- 仕掛けは非常に面白いんですけど、各キャラの割り当てが薄いですね。
あと、ラストはメインヒロインのあゆだけですか……まあ、これも仕方ないんでしょうけどね。
でもその辺りが気になっただけで、かなり楽しめました。素敵です。大好きです。
「わざわざ好きな男性に借りる意味は?」というところで概要の8番を見た瞬間、「やられた」と思いましたから(w
- 0040 sin (採点:7)
- 2回会っているなら明らかに祐一は「栞ちゃん」なんて呼びません。それが非常に気になりました。
で、内容その物ですが、良かったです。一つのテーマに沿った香里と祐一のやり取りは素敵、素敵。
- 0041 ミラクル☆パワーの使い方 (採点:7)
- ギャグ9にシリアス1。理想的ですね。はちゃめちゃですけど(w
「まい(通称)」だと分かりにくくするために金髪にしたんですか。結構本気で騙されました。
ただ、シリアスな場面が熱血ヒーロー的印象が強すぎるのがちょっと気になりました。
- 0042 手探りの旅人達 (採点:7)
- 舞シナリオにあゆを絡ませた話。いいと思います。
全てはここから、というプロローグ。それだけに物足りなさを感じるんですけど、同時に未来が楽しみに思えました。
良作ですね。
- 0043 幼いあの日に見た夢は (採点:9)
- 全く、隙が無いって凄いですね。文は読みやすい、細かい表現は綺麗、説明不足も多過もない。
個人的にこのSSのレベルの高さが表れてると思うのは、「もしかすると、相沢君はその1000円を〜」の部分です。話との関わりはそれほど強くないんですけど、凄いなあと思いました。
良いSSを読ませていただきました。ありがとうございます。素敵です。
- 0044 三月の空 (採点:3)
- 展開早過ぎ、というのも気になりましたけど。
……死んじゃうんですか、あゆ。
そして、その上での『──あゆちゃんのお父さんの奥さんには、なれるわよね……?』は受け入れがたかったです。ごめんなさい。
- 0045 応援できない大熱戦 (採点:2)
- 北川潤一ですか(苦笑
アイス大食いがあった、それだけですよね。しかもその大会における名雪と栞は全く目立ってない、と。
オチも古典的で、ちょっと……。
- 0046 二人、幸せな日々を (採点:3)
- えっと……んー……一緒にいたい、でいいんでしょうか……。
正直、終わりの意味が良く分からなかったです。ほのぼのな部分は良かったので、ちょっと拍子抜けしました。
- 0047 gift for love (採点:9)
- 祐一が格好良過ぎです。舞が格好良過ぎです。そしてサンタが格好良過ぎです。
「今宵この夜、我らは祝福の言葉しか知らぬものさ。星々の輝く下、夜の女神が照らす中、ずっと共に、永久に、聖ニコラスの祝福があらんことを!」
これは、本当に来る物がありますね。凄いです。大好きです。ラブでの終わり方まで含めて全部。
- 0048 どっぺる (採点:4)
- ドッペルゲンガーと本体の性格が違うのに違和感。
そのわりに誰の言葉かわかり辛いなど、全体的に弱い気がしました。
小ネタは面白いのあったんですけどね。人形×3とか(w
- 0049 スティル・イン・ラヴ (採点:3)
- 美汐に幸せになってほしいと思って書いたんだと思います。それは分かります。
ただ、変装して祐一を喜ばせようとしますか。
……例え何があっても美汐なら絶対やらない、絶対嫌う手法だろうなと思うんですけど、どうでしょうか?
後の「確かに…今、冷静になって考えると、そうかもしれません」を見ても、ああ余程惚れちゃってるんですね、この美汐は祐一に、くらいの感想しか出てきません。正直不快感を覚えました。
あと、「天野みたいに全てを拒絶しないとダメなのか?」も気になりました。批判ばかりでごめんなさい。
- 0050 怨みます (採点:3)
- 栞幽霊話嫌いじゃないですけど。この栞は正直嫌です。
ブラックな栞だって可愛げがある栞と無い栞がいるんですが、これは後者でした。僕としては。
終わり方も分からないではないんですけど、伏線がなくて、この話単体だと唐突でした。
批判ばかりでごめんなさい。
- 0051 受精卵 (採点:2)
- う…………(泣
破綻してる部分は無いし、話としても問題は無いです。無いんですが……駄目です、僕には耐えられません(汗
- 0052 それは、とても晴れた日で。 (採点:2)
- ……えと。あゆが死んだ、励ましに来た。でいいんですよね?
……ダーク、と銘打っているわりには薄いです。そして薄いダークだと「殺さないで」という気持ちが強くなります。
真琴の姿である理由も書かれてないような気がしますし(汗
- 0053 ハル (採点:8)
- 17歳は18歳の間違いですよね?
まあ、そんなことはどうでもいいんです……良かったです。
あゆの話も。美汐の話も。真琴の話も。全部伏線が回収されていて……それも素敵に、あゆと美汐らしく、そして前を向いていく。
- 0054 それだけで、なにもいらない (採点:3)
- 7年。長いですね。
……ごめんなさい、好きになれない話でした。
- 0055 少年エスパー 北川! (採点:7)
- ちょっと待ってください、何でこのタイトルでこんなにいい話なんですか(汗
最初の方の不条理なギャグ展開を忘れるほどに、まともな方向へと。
舞の能力に頼るのがちょっと安直かな、という事と一部の小ネタが逆効果だったことを除けば良作です。
- 0056 オリオン (採点:4)
- ……「栞ちゃん」や「祐一が一時的に学校に通っていたこと」の違和感や、「秋子さんの事故」の悪印象を払拭出来るほどには……(汗
終わり方も、ちょっと短すぎかなあ、と。言葉が要らない……ってこともないでしょうし。
- 0057 好きと言って欲しいだけ (採点:5)
- 良くも悪くも舞シナリオの裏側、という印象を受けました。
丁寧に書かれている、そう思うんですけど……。
- 0058 さよなら、レディバード (採点:7)
- 間違い無く上手い、そう思うんですけど。北川と香里の話も好きなんですけど。この話、好きなんですけど。
ちょっと物足りない感じです。目新しさを感じませんでした。
てんとう虫の例えが僕にはぴんとこなかったのも、原因の一つでしょうね。
- 0059 お菓子作りって楽しいですよねっ (採点:2)
- ……致命的、とまでは行きませんけど。
キャラの表現がちょっと弱いかな、と思いました。それから前後の文脈が感じられない箇所も少し。
内容についても薄いんですよね……料理についてだけは深いんですけど。
あと、ジャムオチはさすがにちょっと(汗
- 0060 .79 (採点:7)
- 読む。タイトルを確認する。ああ、なるほど(何
基本に忠実なラブコメですね。いや、お世辞抜きに楽しめました。
個人的には少し萌えには弱かったので、ちょっと点数は下げましたけど。
- 0061 溶けよ、春の涙 (採点:2)
- 栞シナリオのエピローグまでの間を埋めてみた、それだけに感じました。それ以上でもそれ以下でもなく。
ついでに言うなら、あの再会は本当に突然の方が個人的に好みです。
というか、シナリオでは『学業再開』……いや、本編と同じと限ったわけではないですけど。
- 0062 トリビアを聞きながら (採点:2)
- 無駄知識(笑
えーと、ラーメンについて殆ど興味ない僕でも面白く、かつトリビアの名の通り無駄知識を吸収出来たかというとそうでもなく。
勢いだけは評価できますが……でもKanonの必然性の薄さでこの点数です。
- 0063 『After School』 (採点:5)
- さわやかだー……(何
内容はとにかくさわやかです。非常に印象はよかったです。
ただ、やっぱり唐突過ぎとは思います。
- 0064 13月になれば君に贈りたいものがあるんだ。 (採点:3)
- あまりこの話を好きになれませんでした。ごめんなさい。
あゆとのほのぼのはともかく、世界について考えている辺り等が……。
- 0065 ミス・ムーンライト (採点:8)
- 美汐の描写が理想的です。可愛いなあ……。
美汐と久瀬で何をする気だと最初思ったんですが、この設定の久瀬なら全く問題ありません。
ただ、最後が少し弱いのが惜しいです。このSS凄く好きなので、余計に残念です。
- 0066 『回転演舞』 (採点:2)
- 「俺、もうすぐ結婚するんだ」
戦場でそんな幸せそうなことを婚約者の写真を見ながら言う脇役は死んでしまうという、そんな伝統を思い出してしまいました(ぇ
つまり、2人に慕われるハーレム生活を送る祐一は(略
それはともかく。明らかに「たすく」=「祐一」は出来すぎですね。確認方法も問題ありすぎです。
そして1ページ目の最後のシリアスが明らかに浮いています。2ページ目の最初もシリアスと言えばシリアスですけど、展開が急ですし。1ページ目まで書いて続きが書けないので急に路線を変えた、そのような印象を受けました。
……最初は面白かったので、全編コメディ、もしくはラブで読みたかったです。明らかにシリアスと路線違いますけど(苦笑
- 0067 恋人達へのポートレイト (採点:10)
- 地の文でわざわざ『祐一』とする意味が気になりました。……敢えて言うなら。
えっと。目の奥に涙が。……そして胸が一杯になる感じがします。
何だろう……何でここまで惹かれるんだろう。このラスト、言葉で説明出来ないんですけど……凄いです。素敵です。
- 0068 そして世界は、またひとつ (採点:6)
- わざわざALLエンドにしなくても(苦笑
でも、雰囲気は好きです。やっぱり美坂チームいいですね。
- 0069 はっぴ〜・はっぴ〜・くりすます (採点:7)
- 余韻を残すには少々弱い2ページ目だったと思います。
でも、話自体は大好きです、幸せです、はっぴ〜です。
ただ、三点リーダに頼り過ぎなのと、文章作法がちょっと気になりました。
- 0070 recollections birthday (採点:6)
- えっと、『思い出』と『後悔』についての部分や、季節の中の佐祐理さんの思い出は良かったと思います。いいですね。
……でも、所々で気になる点がありますね。例えば『はちみつくまさん』の多さとか。細かい表現で。
祐一の『佐祐理』にどうしても違和感を覚えるのは、明らかに先入観だと思うんですけどね(苦笑
- 0071 笑顔。 (採点:6)
- 多くの魂と共に、あゆは学校で勉強をする。
多くの魂の願いと共に、あゆは目を覚ます。
ハッピーエンドですし、それ自身に文句はないです。素敵です。
でも、ですね。……正直読む気を失いますよ? 理論的部分(汗
- 0072 パーフェクション − Perfection (採点:6)
- 濃密度ですか。美坂姉妹の関係、趣味に合わなかったようです。ごめんなさい(汗
追いかける祐一は格好良いのか情けないのか……2週間ですし、格好良いですね。どっちにしろ、いいんですけど。
丁寧語と、素の言葉とが混ざる栞。慣れるまで困惑しましたが、それもまた栞ですね。
- 0073 心、ひらいて (採点:5)
- 事故……ですか。
祐一の心情の描写は凄いと思います。迫ってくる感じ、と言えばいいんでしょうか……。
名雪の誕生日を忘れていたのに気付いた辺り。特にあの辺りの印象が強いです。
ただ、それ以上の感想が出ないんです。立ち直った後の祐一の行動も良いといえば良いんですけど、早過ぎる気が。
あと、誤字多いです。気になりました。
- 0074 幸せを掴んだ男 (採点:6)
- 単純に笑えました。
でも、少しくどかったです。
- 0075 ひろいそらにつばさを (採点:2)
- 理解できませんでした。ごめんなさい。
- 0076 遺書 (採点:8)
- Kanonじゃなくても通用しそうな感じもしますが、名雪の幼児期ってこんな感じだなぁと思えるのでOKです。
しんみりとした良作ですね。
- 0077 かけがえのないひとつの言葉 (採点:4)
- ……どうしようもない設定矛盾があります。
真琴は「会いたい」以外に「許さない」という気持ちを持っていたからこそ、ああいう再会だったわけですよね。
このSSだと、そういうことにならないと思います。
そしてタマモが人になった理由も不明瞭です。何せ狐の姿のままでも美汐と一緒にいられたわけですから。
真琴が人になった理由は、狐の姿の時に「捨てられた」、つまり狐の姿では一緒にいられないと思ったからではないでしょうか?
あと考えられるのは人としての生活への憧れですけど、そうとも書いてないですよね。
……過去の話としては凄く好きなんです。本当はここまで指摘したくないんです。でも……(汗
あ、ついでに。孤に『タマモ』ですか(苦笑
- 0078 ガラス/ラフ・メイカー (採点:3)
- 舞が死んだ話……で、佐祐理さんなわけですね(苦笑
名雪の話が混じったのはともかく、祐一は何とか立ち直れた様ですからいいんです。
疑問は暴走久瀬。そしてネガティブな香里。
香里はまあ、栞のことがあってでしょうけど……ガラス屋になる久瀬万歳。面白すぎ。『秩序と奇跡、表現したい』最高です。
でもシリアスなのでマイナスです。
- 0079 A TAIR 〜 真実の空に還る時 〜 (採点:2)
- ……オリキャラSSを否定はしません。ただ、このSSは正直好きになれませんでした。ごめんなさい。
- 0081 天使の一片 (採点:4)
- 名雪シナリオクリア後にしてはないがしろ過ぎですよ、名雪……(汗
あゆの話、なのは分かるんですけど。これではさすがに名雪が可哀想という気になります。
あゆの話として普通に読めば、良かったと思うんですけどね。中盤は微妙ですが、終わりの辺りは好きです。
- 0082 天星小輪 star ferry (採点:5)
- 悩んだわりには、あっさりしているような印象がします。
いや、悩んで出る答えは、ある意味それであるべきの筈なんですけど……。でも何か……。
えーと、上手く言えません、ごめんなさい(汗
- 0083 恋は唐突に、急発進で (採点:4)
- ……唐突過ぎて理解に苦しんだんですけど。えと、つまりは「惚れていたのに気付いた」でいいんですか?
正直、評価しづらいんですけど……まあそれなりに楽しそうだったので4点で(ぇ
- 0084 俺の学校は戦場だった? (採点:7)
- やりすぎな久瀬と栞に乾杯(w
本当に幸せそうですよねー、しかし。壮大なくっつけ計画万歳です。
- 0085 白いキャンバス (採点:2)
- 涼子さん、ですか。
……第三者の視点で表現したかったんだと思います。その気持ちは分からないでもないです。
でもその利点が殆ど感じられませんでした。祐一に対してあまりいい気分がしませんし。
- 0086 good-bye, darling -- a family (採点:1)
- 北沢潤一はオリキャラと思っていいんですよね?
設定変更、普段は別に嫌じゃないんですけど、この話の場合は明らかに『ハードボイルド』な話、そして家族が殺し合いをする話を書くための設定変更なので、正直好きになれませんでした。
ただでさえ一次創作的な雰囲気が漂っているので、余計に。
- 0087 ふたつ (採点:2)
- ……ごめんなさい。趣味じゃなかったです、この話(汗
想像してみると、綺麗だなっていうのは分かるんですよ。一応KanonSSでもあると思います。
でも……だめです、ごめんなさい。
- 0088 春に降る雪 (採点:8)
- 美汐と栞の友情話、大好きです。それはこのSSに関しても、です。
二人らしい会話です。二人らしさが発揮されてます。これでこそ、という出来です。はい。
ただ、その過去の話に対して香里と美汐のやり取りが少し弱く感じられました。
最後の部分、地の文がさわやかで、気持ち良く終われるんですけど……やっぱり配分が少なくて早過ぎる、と思います。
……でも素敵です。大好きです。
- 0090 真冬の蠍 (採点:8)
- 後味は決して良くないんですけど、でもこのSSには高得点を付けざるを得ませんでした。
幸せになれない、誰も幸せになれない。そんな話なのに、嫌いな話の筈なのに。
綺麗だからこそ世界は悲しい。だけど悲しいからこそ――世界は美しい。
- 0091 七月八日、晴れ (採点:9)
- この作品、とても好きです。文章のテンポが非常にいいです。軽快です。
そして何より、タイトルと終わり方が好きです。こういう仕掛け、大好きです。
- 0092 君と一夜を (採点:6)
- 時効って……(苦笑
美汐系ギャグとしてはそれなりに笑いました。及第点だと思います。
でも、心からウケたのはルービックキューブを組む祐一の所だけで、及第点止まりなんですよね。オチも少し弱いです。
……どこかのゲーム雑誌の投稿ネタに「くりぃむれもん」なんて物の話題があった気がしますね(何
- 0093 人間になりたい (採点:7)
- いきなりクラッカーにウケました(w
全体的にバランスが取れている良作だと思います。かなりの。
ただ繋がりの部分が致命的なまでに弱い気がしました。2ページ目で名雪の話になりましたが、1ページ目に入れる方が好みでした。
あと、少々名雪の言葉が説明的に感じられましたね……。何と言うか、話を理解してもらうための言葉。
良い話だけに余計に欠点が目立ちました。本当に良かったです。感動できました。
- 0095 『一月 某日』 (採点:4)
- はー、なるほど。
着眼点は面白いと思うんですけど、でも冗長すぎると思いました。
読んでる側は、分からない祐一を分からないまま見ているわけなので、結局分からないんですよ。ちょっとイライラしてきます(苦笑
- 0096 黄金の日々に、さよならを (採点:6)
- ……戦闘法とか、子供にしてはいくらなんでもと思うんですけど。
でも『魔物』のことを考えるとそれほど間違ってないのかもしれませんね……。
魔物との遭遇、丁寧に書かれていると思いました。
- 0097 告白 (採点:2)
- ……ごめんなさい。元々ダークは苦手気味なんですけど、この設定変更は余計に苦手です。
それでいて、結局別れの原因となったのは消滅な訳ですよね……。嫌なことがあった、とはいえ。
といいますか……茜……(何
- 0098 双故意〜ふたこい〜 (採点:7)
- 面白かったです、ギャグ(w
香里アイドル志望というのが変わった設定で「うわぁ……」と思わされました。楽しいほど違和感ありますねー。
- 0099 Disenchant (採点:9)
- 何て言うか……お話の入り方から、盛り上がりから、締め方まで、見事ですね。
真琴と名雪。嫉妬の話、単純に好意を持っている話、混ざった話、ありますけど。この話はそのブレンド具合が上手いです。絶妙です。
観覧車の中で真琴が語った名雪との日々──ああ、いいなあって思えました。
- 0100 二月一日の物語 (採点:2)
- 文学的というか……とりあえず文章が難しかったです。
別にアナザーストーリーを認めないわけじゃないですが、祐一の「ゆ」の字分も存在感がないSSというのもあまり。
せめて話題にくらい出してほしかったです。名雪ですし。
- 0101 君の瞳にシャイニング延髄斬り (採点:6)
- 斉藤、オリキャラで不安になりましたけど。いわゆる4人の話だったんですね。
面白かったです、素直に。
でも最後のは蛇足に感じました。斉藤も幸せにしたいからオリキャラ、というのも単純かなと。影薄いですし、一美さん(苦笑
- 0102 "Koukai Dreamer" (採点:4)
- いい話はいい話なんですけど、やっぱり名雪の性格が気になってしょうがなかったです。
こういう話で、後に変わっていくんだと分かっていても……ごめんなさい。
- 0103 世界の果てという名の雑貨店 (採点:2)
- どういう経緯でこういう展開になったのか、まずそこから理解したいです。ごめんなさい。
- 0104 幸せの玩具 (採点:6)
- 上手いんですけど。ダークだから、の点数です。ごめんなさい。
と言いますか、描写が少ない名雪が報われない感じがして、ちょっと嫌なので。
舞は納得出来たんですけどね、まだ。
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