○Manuke さん
- 01 道化――Buffon―― (採点:2)
- う〜〜ん、かなり無理があるんじゃないかと(^^;)
何より、春原君の言動が素でなく意図的なものだとしたら、とんでもなく嫌な奴になっ
てしまいます。女の子に殴りかかろうとしたり、晒し者にしようとしたり……。
お馬鹿だから許されるわけで(笑)
ただ、発想はとても面白いと思います。
それから、『水色の髪』や『紫色の髪』のような表現は避けておく方が無難です。
現実にそんな色の髪の人はいませんし、原作中で明示的に髪の色が表現されるのは春原
君ぐらいのものですから。
- 02 春まであと少し (採点:10)
- なんと言いますか、うまく言葉が出てきません。
良い作品をありがとうございました。
- 03 花びらの向こう側 (採点:9)
- いいですねー。
木村君は朋也が原作で言っていた、「奥手で、ちょっと気弱な奴」なんでしょうか。
木村君が爽やかなキャラクタでしたから、気持ちよく読むことができました。
3on3での朋也との絡みも良い印象です。
ところで、第三章冒頭での「11ヶ月も経ってから」は少々混乱しました。
一瞬、3on3と創立者祭の間が11ヶ月あったのかと思いましたので。
「古河とまともに話す機会」ですから間違ってはいないんですが、ここでその一文を挿
入しておくのなら、創立者祭とは別の話であることが分かるようにするべきかな、と。
- 04 記憶の肖像と世界の歩み (採点:8)
- 仁科さんの苦悩と葛藤が、ことみシナリオに上手くとけ込んでいて、自然な感じで読め
ました。
ただちょっと、末尾は勿体なかったように思います。少々ぶつ切り感がありました。
- 05 ヒーロー (採点:5)
- なるほどー。なかなか面白いお話でした。
ただ、ことみは内省では『なの』言葉ではないはずなので、そこはちょっと違和感。
- 07 ふたりのsolitaire (採点:6)
- うーん、ごめんなさい。
お話としては良く纏まっていますし、結末も奇麗に決まっているとは思いますが、楽し
むことはできませんでした。
一点、気になる部分があります。
杉坂嬢は子供の頃、何も信用できず何にも価値を見いだせない状態だったとありますが、
これは仁科さんの演奏を聴いたことで解消された、のですよね?
どうもこの杉坂さんの性格付け、場所によってブレがあるように感じられました。
- 08 幸せなら手をつなごう (採点:4)
- うーん……。
お話に難があるということではなく、原作と異なる展開にした意図が見えませんでした。
接点のないヒロイン同士ということなら分かるんですが、元々風子ルートで渚は深く関
わってくるわけですし。
でも、お話の筋は『CLANNAD』らしくていいと思います。
- 09 『月見』 (採点:1)
- うーん、ごめんなさい。あんまり面白く感じられませんでした。
雰囲気重視の話なのでしょうけど、もう少し何かあっても良かったのではないかと。
- 10 ゆめから覚めて (採点:7)
- うん、良いお話だと思います。
ただ、『しほ』が一度消えて、また帰ってくる辺りがよく飲み込めないですね。
でも風子が可愛いから問題なしですっ。
それから、実にどうでもいいことなんですが気になった点が一つ。
段落区切りとして使われる『」」」」」」』が、とても居心地悪く感じます(^^;)
私にとって『」』は閉じ括弧なので、単なるマークとしては認識できませんでした。
- 11 絶望に揺れる船の上で針の穴の希望に起死回生の一投を (採点:3)
- うーん……。お話は決して悪くないと思うのですが……。
申し訳ないですけど、春原君に見えませんでした。春原君と同じ設定の別人物としか。
それから、原作の登場時点で芽衣ちゃんは中学二年生です。お間違えなく。
余談ですが、この場合の春原君は『無職』なんでしょうか?
フリーターの定義に無職の人も一部含まれます。しかし、働いている人間は無職ではな
いのでは?
(もちろんこの部分、春原君が自分を卑下しているのだとは思いますけど)
- 12 ハレルヤ (採点:10)
- ちょっと切なくて、けれども暖かく優しいお話でした。
汐の葛藤と渚の苦悩を、奇麗に対比させていますね。
最初はちょっとアクロバティックかなと思ったのですが、終わってみると大変しっくり
来る構成でした。
(SF大好きなのでアクロバティックでもOKですけど(笑))
でも、ぱんつは毎日換えてくださいっ。
- 13 ミ☆ ミ☆ ミ☆ 星の帰り道 ミ☆ ミ☆ ミ☆ (採点:6)
- ほのぼのとした雰囲気が楽しいですね。
ただ、汐の性格付けには多少違和感がありました。
あと、「怒りの四つ角」が最初、何を言っているのか分かりませんでした。マンガで使
われる怒りマークのことのようですが、あまり一般的な表現ではないように感じます。
- 14 ひとりぼっちのかみさまとゆびきり (採点:5)
- お話としては悪くない感じです。
原作のフィナーレへの繋げ方もいいですね。
ただ、途中で状況説明が地の文で長々と続くため、物語としては少々問題です。
それから、誤字等が少々見られるようです。ご注意を。
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