○Foolis さん
- 0001 虹の架け橋 (採点:5)
- 最後が悪戯っぽくて非常にいい感じでした。
しかし、メインテーマの方をもう少し凝って欲しかったように感じました。(虹の架け橋をどういう意図で用いたのかは分かるんですけど)
そういう意味で残念な作品でした。
あと、違和感を感じるはまちがった表現ですのでご注意を。
- 0002 ぜろぜろなゆちゃん〜凶悪兵器を破壊せよ!〜 (採点:4)
- まぁネタ的にはありがちだとは思うんですが、まぁまぁ楽しめました。
でも台本風じゃなくちゃんとやってほしかったなぁとは思います。
そっちの方が楽しめたと思いますし。
- 0003 皐月の陽光、うららかに。 (採点:8)
- 青臭いのが非常にいいですね……。はぁ……。(超遠い目)
読んでて非常に楽しかったです。
それとともにああ、こういう日々があったんだなぁという自分がいたり。
雰囲気もよかったですしいい感じでした。
ていうか祐一よ、エロビのことを教室で堂々と話すのはやめましょう(苦笑
- 0004 届け、この想い (採点:6)
- なんていうか非常にかわいらしい作品ですね。不器用というかなんと言うか。
とにかくかわいい、という形容が一番似合う作品。
文章が全体的にやや稚拙なのがよりいい雰囲気を出しています。
今の祐一の所で、文章でのギャップを見せられると非常にいいのですが……、そこは少し望みすぎですかね。おそらく作者の地でしょうし。
ネタ的にも結構好きでいい話でした。
- 0005 あの素晴らしい愛をもう一度……いや、マジで。お願い。俺んトコだけでもいーから! (採点:4)
- 文章のテンポ自体はなかなかいい感じなんだけど、いかんせん読みづらかった。
もう少し改行を増やして欲しい。
また、ネタ自体ももう少し磨いて欲しい。色々滑った感がある。
それが残念だった。
- 0006 MIND YOUR STEP! (採点:4)
- 書きたいことはいいと思うんですが……。
台詞回しがおかしいです。明らかに。
特に始めの
>「わからねぇよ……。オレは美坂の事も、栞って子の事も、何一つ知らない。彼女が一体どんな病気におかされているのかも、な」
ここに明らかに論理の飛躍が見られています。
そこらへんに気をつけてください。そのせいでちぐはぐに見えてしまいます。
北川君の最後の鈍いやり取りは結構好きなのですが。
- 0007 華音霊異記 (採点:1)
- オリジナル色が強すぎます。
いえ、強くても面白ければかまわない、という立場なんですが、個人的に楽しめない内容だったので。どうしても評価は低くさせてもらいます。
それに、設定がおおげさすぎる。
40KBという容量なのだからもう少しシンプルに出来なかったものか。
そのせいで、最後の展開がご都合主義にしか写らない。
(直る展開を効果的に見せられていないということ)
それが残念。
ま、とりあえず個人的にはあわなかったということで。
- 0008 残り灯 (採点:2)
- ネタとしては文句なくいいんですけどね……。
はぁ〜〜〜〜〜(超深いため息)
何でもっとうまく調理できないものか。
調理の仕方によってはかなりいいものが出来たと思います。
いや、人のこといえる立場ではまったくないんですけどね。毎回私も調理に苦労させられますし。
(激汗
まぁ作者もわかっているでしょうけど色々言わせてもらいます。
文章構成で言わせてもらうと、
・北川が死んでいる存在である、と示唆する部分がいまいち
・おちていない
・心情描写はなかなかいい感じだけど、落ちていないせいで放り出された感が強い。結論というものを感じられない。
・姫里が登場するシーン、こういうゴーストネタはありがちといえばありがちだけど、もうすこし描写して欲しい。
他にも
・誤字・脱字関係が多い
・姫里が登場するシーンありがちといえばありがちだけど、もうすこし描写して欲しい。あっさり終わらせすぎ。
・文頭一文字開けてほしかった
とにかくほんとに残念な作品でした。
- 0009 やみつき (採点:3)
- 書きたいこととしては面白いとおもうし、内容もいいんだけど……。
やっぱり舞台の上の描写とかちゃんとやって欲しかったとおもう。
そっちの方がよりいい感じになるだろうし。
その辺が非常に残念でした。
あと、文頭は一文字開けてくださいまし♪
- 0010 雪もよう、ところによりノスタルジィ (採点:7)
- 名雪にやや違和感を覚えます。
名雪がそういう行動するかと考えると、うーん?という感じです。
……まぁ確かにありえるかもしれないですね。
真琴が名雪のことをお姉ちゃんというのは新鮮でいいと思いました。
なかなかないですからね、そういうSS。
(じっさいのとこ、私は知らないし)
それに真琴と名雪のやり取りがよかったです。
名雪の心情もよく描けていましたし、よかったです。
また、
>「いいか、新しく家族になることはあっても、家族が家族じゃなくなることなんてないんだよ」
この台詞が非常にいい感じでした。
いいなぁとおもいました。
ただ、ちょっと引っかかったことが。
>「だったらそれだけ、名雪が大人になったんだっていうことよ」
自分のことを嫌いな人が大人であるはずがないと思います。
まだまだ子供だと私は思います。
……作者さんには作者さんの考えがあるのは分かりますが、これは流石に引っかかりました。
- 0011 プレイアデス(Play-a-Death) (採点:6)
- 最後の一言が非常にいい感じですね。彼女っぽくて、非常にユーモアがある。
途中までのやり取りも非常に不器用というかなんと言うか、そんな感じが伝わってきていい感じでした。
でももう少し描写に気を使ってほしくはありましたが。
- 0012 思い出という名の道しるべ (採点:4)
- 香里というキャラがなぁ……。
はじめは香里が恋をしたときこういう状態になるかなぁと疑問だったんですが、よく考えれば、しおりシナリオ中盤以降ぼうっとしたような描写がありましたし、ないとも言い切れないのかなぁとは思いますが、ちょっとはやはり違和感を覚えます。
はっきりないとは断言できないのでそんなに減点はしていないですが。
描写がややたりない。文頭は一文字開けてほしいです。
ねたはいいのだけどもう少し凝ってほしかったと思います。
- 0013 蛍火 (採点:7)
- カンパニュラ、言われたとおり、花言葉を調べてみました。↓
>感謝・大望・抱負・不変・貞節・誠実・思いを告げる・後悔・うるさい
色々このSSにとっておいしい意味がありますね。
いやはや、ほんとにかなりの言葉が花言葉にあっていますよ。
色々模索できていい感じです。しっかり書かないことでこういう演出をしているのは巧いと思いました。
あと、蛍と蝉のくだりも見ていて面白かったです。
それに最後の香里と祐一のなんともいえないやり取りがいい感じですしね。
ただ、文頭は一文字開けてください。
あと、ところどころ地の文が単調になっていたのが残念でした。
(『〜た』のくり返しで)
- 0014 キスで終わる物語 (採点:8)
- 始めに笑えて最後はラブラブ。非常にいい話でした。
始めの東北云々のくだりはほんとに面白かったです。
最後も非常に悪戯っぽくてよかったです。
ただ、
>「好きだ――名雪」
このシーン。なかなかいい感じに仕上げられていますが、これ以上を望みたいです。
……まぁ欲張りすぎだとは思うんですけどね。
- 0015 らんじぇりーらす (採点:6)
- 女の子ってこういう会話するのかなぁ?
その辺が気になったりしたんですけど…それともただ単に男の妄想を書いただけ?
作者さんの性別が分かりませんが。
萌えをねらったのなら少しはずしたかなぁというのが印象にあります。
なんかずれているんですよね。まぁ個人的にはですが。
結構楽しめはしましたが。
- 0016 sTrAwbErRy FiElDs fOreVeR (採点:1)
- ダークは嫌いではないんです。ええ。今回も今までに2本満点をつけています。
読後感が最悪でした。気持ち悪い……。
私はKanonの世界は純粋な世界であり、それゆえに純粋な狂気の世界という感じがしています。
そういう視点でみるとダークもまた味わい深いのですが……。
この作品の場合どこかさび付いた狂気という感じがしました。この作品全体から。
それにココまで行くとKanonからあまりにも離れすぎていると思います。
よって1点とさせてもらいました。
最初にも書きましたが、読後感が最悪ですし。
- 0017 ホロニック・パス (採点:9)
- すごくいい、すごくいい感じなんだけど、所々もう少し書いて欲しいと思うところが。
容量ぎりぎりだったんでしょうけど。
描写自体はすごくよかったです。
葵と秋子のやり取りが非常によかったです。
特に葵の医者についての考えは面白いとおもいました。
また、タイトルの言葉がいいと思いましたし、秋子が自殺しそうになるシーンもいいと思いました。
- 0018 片翼の天使 (採点:8)
- ネタ的には非常にいい感じ。
SF(すこしふしぎ)的な話を読んでいる感じですごくいい。
とくに『あゆ』と『あゆ』の出会いのシーンなんか最高です。
だが、最後があっさりしすぎ。それが非常に残念。
- 0019 12時の魔法 (採点:6)
- ネタ的には悪くないんだけど、もう一押し欲しかった。
短篇での――光幕――のやりとりのような。秋子とのやり取りは確かにあるが、やはり少し不満。
もうすこし頑張ってほしかった。
名雪の心情がよく伝わってくるのはいい感じでした。
- 0020 花火は空に、君は地上に (採点:7)
- 雰囲気がなかなかよく出ていていい感じ。
花火とのからめ方も王道かもしれないがいいと思う。
ただ、視点変更、時間軸変更にはもう少し気を使うべきだったかな、と思う。
特に最後のシーン。
あと欲を言えばラストをもう少し凝ってほしかった。
……なんか欠点ばっかし挙げてますが、正直言って好きですよ、このSS。
いや、ほんとに。
あ、あと、一言だけ言わせてください。
『花火は空に、君は地上に』
略してはには…失礼しました(笑
(いや、自分はこのゲームやっていないのですが)
- 0021 憂鬱な自殺者達の午後 (採点:5)
- これシリアスというかブラックコメディーにのりが強い気がします。
読んだあと、ジャンルを確認することはまずないんですが、この作品は確認したくなりました。
話としてはきれいにまとまっていると思います。
ブラックコメディーと考えると非常に楽しく読めました。
ただ、展開がいまいちわかりづらいので減点させていただきましたが。
……いや、作者さんには悪いんですが、これぜったいブラコメですって(汗
小タイトルとかがユニークでよかったです。
- 0022 眠り姫に恋焦がれて (採点:10)
- 中篇で一番初めに読んだ作品がこれなんですが、いきなり10点ですか……。
いやはやまさかいきなりこのような作品にであるとは。
文章が非常にこなれていますよね。非常にいい雰囲気が伝わってきてよかったです。
ただ、ちょっと引っかかったのが告白シーンですね。
7年前の出来事を何らかのかたちあゆにいってほしかったかなぁと思いました。
いえ、このシーン自体をいれたら作品自体が破綻しそうなんで、絶対に入れてほしかったとはいえないのですが…なんかアプローチを入れて欲しかったという想いはあります。
でもそれを抜かしてもこれが非常に上質な作品であることを否定できないです。
9点にしようかともおもったのですが、10点にしておきます。
ただ、誤字が一箇所みられました。確率が確立になっています。
それがちょっと残念でした。
- 0023 今と出会うために時計は時を刻む (採点:9)
- 今を刻む時計というのは非常に面白いアイディアだとおもいました。
よんでてそれぞれのキャラの心情がよく伝わってきてよかったです。
過去の美汐と今の美汐のやり取りのシーンなんか個人的に非常にツボですし。
最後のあゆと美汐のやりとりもよかったです。
ただ、私の読解力不足のせいなんでしょうが、分かりにくいところがあったので1点引かせてもらいました(謝
- 0024 SMALL TWO OF PIECES (採点:10)
- これ評価すごい割れるだろうなぁ、と心から思います。
個人的にはめちゃくちゃツボだったんだけど。
私ごとで一つ言わせてもらうと、私今回の中編部門原稿を落としたんですが、私の中で今回愚者を描こう、というテーマあったんです。
自分でも納得できない出来で、原稿を落としたんですが、落としてよかったなぁとこの作品を読んで心から思ったり(苦笑
すごすぎます……このSS、それに関して。
…とまぁ前座は置いといて。このSSに関する感想。
とにかく心のヤミというものを感じました。その辺の雰囲気が巧く出ていてよかったです。
名雪、香里、祐一のそれぞれのやり取りが非常によかったです。
最後も非常にダークな雰囲気がして最高でした。
また、途中の名雪のメール、祐一に対する「香里の匂いがするよりかは、良いよ」
には非常にドキッとさせられました。
ちなみに確認。
…作者さんは今回標準偏差1位を目指した人ですね?
(間違っていたらすみません)
ていうか狙えると思います、正直。
- 0025 目くそ、鼻くそと共に散れ (採点:7)
- 笑えました、なかなか。
個人的もっともお気に入りは『パンがないなら、自分で作ればいいじゃない!』です。
敵に塩をおくるもシンプルでよかったなぁ。
それとか、天野が割烹着きるために生まれてきたような子発言もよかったです。
最後もきれいにまとまっていましたし、よかったと思います。
- 0026 ちょっとだけ大人になれるジャムの秘密 (採点:5)
- うーん、いまいち作品の中に入りきれなかったという感じですね。
描写もなかなかいい感じでネタとしては色々面白いのですが、
もうすこし練って欲しかったです。
オムニバス、っていう感じは上手く出ていたと思いますが。
- 0027 雪の迷宮 (採点:2)
- うーん、書きたいことはいいんですが、色々と引っかかることが。
名雪の心情でのこの部分がやけに引っかかる。
>この部屋は今のわたしの心だ。暗く閉ざしたまま、開こうとしない。
どうも、こう比喩するだけの元気があるとなぁ……。
それに山岸さんの家のエピソードとか。
これも不自然にうつりました。
原作の名雪はそれこそ、世界そのものを否定していたと思っていますし。
それに祐一の行動にも疑問がのこる。
たしかに学校サボっているのをみてばれるのは痛いと思うが、だからといって、コンビニで時間をつぶすなんてありえない。
たとえ、人になんと言われようと必死に何とかしようとすると思う。
香里や北川にみつかったって、なんとかいかせてもらえるように説得すると思う。
(むしろ、そういうシーンを書いた方がこのSSがよくなると思う)
上記についてとにかく引っかかりました。
あと雑記。
>短針は10、長針は30を指している。
どんな時計ですか(苦笑
かくとしたら短針は10と11の間、長針は6をさしている、ですね。
あと文頭は一文字開けてほしかったです。
- 0028 炉辺に腰掛けて、 (採点:5)
- 雰囲気自体はなかなかいい感じ。
だが、文書がやや単調に写る。『〜た』が多すぎ。
でも、これがこの雰囲気を作っているのかなぁ?
うーむ、難しいところだ……。
内容は少し共感しにくかったです。
高一でこういう生活って……(汗
- 0029 アナタに贈る小夜曲 (採点:4)
- ラストのしまりがやや弱い。もうすこし気を使ってほしい。
中学生時代の香里と名雪のやり取りがよく描けていてよかったです。
なんでもない日常というものがよく伝わってきました。
ただ、ちょっとパンチ力が弱いかなぁという感じなので点数は低めです。
- 0030 おくりもの (採点:7)
- 文章は秀逸、文句なし。何だけどなぁ……。
ストーリーが落ち着かないように感じられました。
変にギャグとか混ぜたりしているせいで……うーん、という感じでした。
- 0031 沈黙のプロミス・ベル (採点:3)
- タイトルの入れる箇所がやはり不適切だと思う。
何らかの意図を持ったのでしょうが。
結婚式の話は好きなんですが…途中の抜け出すっていうのがなぁ……
個人的に好きではないかなぁ。
こういうネタなら祐一が告白するシーンで拒否して、その理由が〜、って形のほうが映えると思うし。
- 0032 metaphysical (採点:5)
- 内容としてはいい感じですが、もう少し色々とがんばって欲しいですね。
地の文とか。もう少し色々描写して雰囲気を浴して欲しかったです。
4で特にそう思いました。
それに奇跡の解釈にはもう一歩踏み込んでほしかったかな、と思います。
あと私事なんですが…自分の語彙の少なさにあきれたりしました(苦笑。
羸弱、転回なんてはじめて聞きました(激汗
- 0033 めぐり、ひとひら。 (採点:4)
- アイディアは面白い。守護霊となった栞ネタは始めてみた。
化けて出てくるのは今回のコンペでもNO50でありましたが。
でも、途中の記憶喪失してすぐに記憶が元に戻るというネタが駄目だったです。
あっさりしすぎていて作品の魅力を損なっただけとしか言いようがない。
もうすこし違うネタでせめてほしかったなぁと思います。
たとえば、真琴の守護霊が栞に嫉妬して云々とか。
ちなみにこの作品、エロゲーの『めぐり、ひとひら』とどのくらい関係があるでしょうか?(苦笑
- 0034 白の世界に天使はいない (採点:8)
- なんともいえないやりきれなさ、が非常にいい感じです。
一歩間違えれば祐一はこういう運命をたどっていたのでしょうね。
見事でした。よかったです。
- 0035 夏もよう (採点:9)
- 10点まで後一歩だなぁと思う作品でした。
蛍のシーンとか幻想的でいいですし、秋子の一時間遅れたらのくだりは非常に悪戯っぽくていいのですし、秋子の心境もいいんですが、ちょっと物足りなさを感じました。
いや、非常にいいんですけどね。ほんとに。
でも、ほんとこのネタだったらもう少し練ってくれたら10点だったのになぁと思った作品でした。
- 0036 さよならの嘘 (採点:8)
- 佐祐理と祐一のほんとに不器用で、微笑ましいやり取りが見ていて心地いいですね。
ほんとによかったです。
また、雰囲気もよかったですし。
それに舞の魅力も十分にでていてよかったです。
- 0037 Perfect Boy (採点:4)
- まぁ話の筋としては悪くはないが、ただそれだけという感じがする。
またキャラっぽさがあまり出ていない感じがしたし、文章ももう少し凝って欲しかった。
話自体も、もう少し凝って欲しかった。
- 0038 彼は友達 (採点:5)
- 地の文、もうすこしがんばってください。
なかなかいい感じではあるのですが、もう一歩といったところですかね。
佐祐理さんの説得シーンなんですが、やや不自然にうつったのが、残念でした。
祐一は恋心以外は敏感ですから、佐祐理がしあわせになりたくない、と同時に、すごく幸せになりたい、と言う気持ちを持っていることに気づくと思いましたし。
あと、タイトルにはもう一ひねり欲しい。
前半部分の
>私は、祐一さんと二人っきりになるのを喜んでいる。
> 私は、祐一さんが私に好意を持っていると期待している。
> (中略)
> 佐祐理は、祐一さんが佐祐理達と一緒に大学に行く事を期待している。
ここの描写はいいと思いました。
巧いと思いました。
- 0039 バレンタインの空模様 (採点:10)
- 文句なしの10点。ほんとに文句なし。最高。
超最高。いやはやすごいとしか言いようがない。参った。
ていうか最後の
>8、彼から「お金を貸してほしい」と言われたら貴方の勝ちです。
これだけで10点差し上げる価値はあります。もうほんとに悪戯っぽいのがいい感じです。
それぞれのキャラの心情がよく現れていましたし、よかったです。
文章のテンポもよく非常によかったです。読んでて非常に楽しかった。
でも
>急速に覚めた頭が緊急警報をhつ例する。
ココが非常に残念、意味はわかるんだけど、こういうので減点する人もいるんだろうから。
(誤字で減点したことは私はないですが)
誤字さえなければ、ほんとにTOPを狙える作品だと思います。
非常によかった。
- 0040 sin (採点:7)
- 最後のやり取りがほんとにいいかんじ(貸し1、貸し2のくだり)
この部分が特に印象に残った。
日常のやり取りもなかなかいい感じに描けていてよかったと思う。
また、作者が伝えようとした内容に共感出来てよかった。
- 0041 ミラクル☆パワーの使い方 (採点:3)
- ネタ的には面白いと思うが、いまひとつ。だらだらしすぎな感がある。もうすこしまとめて欲しかった。
描写がいまいちでいまいち盛り上がらないのが残念。
まじかる☆さゆりんの部分には笑わせてもらいましたが。
- 0042 手探りの旅人達 (採点:4)
- 一言でいえば欲張りすぎ、といった感じでしょうか。
伝えたいことはいいのですが、どうも一つの話としてまとまっていない印象をうけました。
……いえ、今回のSSコンペで一つの話に3つのEDを織り交ぜようとした私は指摘できる立場ではないのですが(ちなみに原稿落としました)(泣
この辺よほど気を使わなければいけないんだなぁと実感しました。
話の内容としては面白いと思います。
- 0043 幼いあの日に見た夢は (採点:9)
- 香里と祐一が似ているという意見は始めてみました。
話自体も香里の心境がよく伝わってきてよかったです、
最後のページのしゃれもいい感じですね。
(もしかすると、相沢君はその1000円をのくだり)
どっちも真実ですしねぇ(苦笑
- 0044 三月の空 (採点:4)
- うーん、ネタとしては悪くないと思います。
でも、オチに説得力をあまり感じられない。それが残念でした。
あと描写がいまいち。ああ、この辺もうすこし気を使って欲しいな、とか色々思った。
あと、視点が結構おかしいのが残念。三人称と一人称をごっちゃにしているところがある。
最後にひとこと。
掲示板を開かれたら、『ピュア』というドラマの解説をおねがいしたいです。
どのようなお話か少し気になりますので。
- 0045 応援できない大熱戦 (採点:5)
- 単純なネタだけど、やられたなぁ、という感じ。
秋子さんが超人だということは、いままでもいろんなSSでネタとされていたのだけど、去年の優勝者が秋子さんというのはなんか思いつかなかった。
テンポよく読めたし、なかなか楽しめたのでよかった。
因みに私は北川の意見に賛成です(苦笑
- 0046 二人、幸せな日々を (採点:5)
- ごめんなさい。最後の意味がよくわからえなかったです。
あゆは祐一にどんな嘘をつきましたか?
話としてはほのぼのしていてよかったです。
でも地の文はもう少しがんばって欲しい、といった感じですね。
がんばってください。
- 0047 gift for love (採点:8)
- 真っ赤なお鼻の♪トナカイさんが♪もうそんな季節ですねとか昔はサンタクロースを信じていたなぁと思いながら読んでいました。
いやはや、ありがちといえばありがちなんでしょうが、楽しめました。
舞と祐一とミカルのやり取りがミカルの成長を感じさせよかったですし、最後の舞と祐一のやり取りもいたずらっぽくてよかったです。
いやはや非常に楽しかったです。
- 0048 どっぺる (採点:3)
- ネタはいいんです、原作を改変して9つの願い事をかなえるようにしたのもいいんですけど……
とにかくわかりにくい。
場面転換とか非常にわかりにくかったです。ノリのいい文章もわかりにくかったら台無しです。
それが残念でした。
オチも好きなだけに残念でした。
- 0049 スティル・イン・ラヴ (採点:8)
- すっきりまとまっていていい感じでした。
まぁ実際問題として実際にココまでは出来ないんでしょうがそこは不問にします(苦笑
デートの描写が見ていてほほえましかったです。いい感じでした。
それに最後のシーンのやり取りもいい感じですね。読んでてすごく楽しかったです♪
ただ、もう少し色々やって欲しかったかなぁと思います。
(まぁ容量の問題があったんでしょうけど)
ちなみに読んでいる最中、黒魔術で天野の体に真琴の魂を宿らせたと思っていました(苦笑
- 0050 怨みます (採点:6)
- うーん、はじめのネタ自体はなかなか上質だと思います。
祐一と香里にあんたらできているの、発言までは非常にいい感じでした。
ただ、香里がアホキャラになるのが個人的に合わなかったんですよね。それが残念でした。
最後は平和にまとまっていていい感じですが。
- 0051 受精卵 (採点:10)
- ……文句なし。完全に文句なしに10点。
最後のオチに完膚なきまでにやられたぁという感じだった。
て言うか言葉が出てこない、まさかここまでやるとは思わなかった。
物語の描写も一流ですごくよかったです。
代理母についての講釈も読んでいて面白かったです。よく調べられましたね。
読んでいてなるほどなぁと思いました。
- 0052 それは、とても晴れた日で。 (採点:4)
- はじめに一言言わせてもらいます。
『きづけよ』
どう考えてもこの設定に無理がありすぎますよ。
始めに絶対気づいて欲しいことでした。
きづかないところまで精神が崩壊していたのならそういう描写が欲しかったです。
それにはじめの状態がよくわかりにくいのも減点ですね。
『結婚して水瀬家にずっと住んでいる。』
みたいな一文が欲しいところでした。
ネタ的には結構好きなんですけどね。
- 0053 ハル (採点:10)
- 読んでいて思ったのですが……まほらばという漫画をご存知ですよね?
漫画にあった言葉だけでなく、作者自身の言葉がかなり入っていて雰囲気もよかったのでひじょうによかったです。
また、あゆと美汐のペアというのがすごく斬新で、また魅力的に書かれていてよかったです。
- 0054 それだけで、なにもいらない (採点:10)
- 文句なしの10点、といきたいところなんですが、なぜに、なぜに、なぜに。
『おねちゃん』
なんて史上最悪に近い脱字(誤字?)をしてくれちゃってますか(汗
これで一気になえたことを否定できないです。
謝ったを誤ったと書いてしまうのは痛くないのですが…。というか結構多かったと思います。誤字脱字関係。もうちょっと気を使って欲しかったです。
で、作品そのものの感想を。
描写が秀逸ですね、見事としか言いようがないです。
また、作者さんの主張もいい感じです。
『人はいつか死ぬ。だから生きる。簡単なロジック。誰もが理解し、わかりきっていること』
のくだりが本当にいい感じでした。
お見事。よかったです。
- 0055 少年エスパー 北川! (採点:5)
- アイディア、ストーリーとしては悪くはないとおもうが、描写不足の聖で色々と損をしているように感じられた。心境の変化、状況の変化をもう少し克明に書いて欲しい。
こういう奇跡系の話は、淡々としていればいるほどご都合主義にしか写らないので余計に気を使って欲しかった。
- 0056 オリオン (採点:6)
- 最後がややあっさりしすぎな印象を受ける。
祐一は名雪を選んだは分かるんだけど、もう少しその辺描写してほしいなぁと思った。
作品の雰囲気はよかったし、名雪の心情もよく描けていてよかったと思う。
- 0057 好きと言って欲しいだけ (採点:6)
- 人を愛する、とはなんなんでしょう。非常に難しい命題ですね。
そんなことを改めて思った作品でした。それとか人付き合いの難しさについても確認できたのでよかったです。
あと、舞の『嫌いじゃない』という口癖の理由が読んでいて面白いと思いました。
なるほど、と納得しましたし、よかったです。
- 0058 さよなら、レディバード (採点:8)
- 距離感、ですか。これは非常に難しい命題だと思います。私もよく悩みますし。
人より不器用だと思うから余計に……
その辺が感情移入しやすくて非常によかったです。
ただ、もうすこし描写して欲しかった部分があるのが残念。
また比喩が非常にいい感じでした。
非常に雰囲気がよくなっていたと思います。
- 0059 お菓子作りって楽しいですよねっ (採点:6)
- 最初から最後までなんていうかほんわかな雰囲気がいい感じですね。
最初から最後まで結構楽しく読めました。
結構というのは変に謎解きみたいな要素を入れたからです。
素直にやってくれればよかったのですがね。
それが残念でした。
と、文頭は一文字開けてください♪
- 0060 .79 (採点:6)
- 素直にタイトルでやられたなぁと思いました(苦笑
なるほど、そうきたか、と思いました。
栞と祐一のやりとり、祐一と香里とのやり取りのシーンがよかったです。
それぞれのキャラの特徴をつかんでいていいと思いました。
- 0061 溶けよ、春の涙 (採点:3)
- 祐一にしては違和感を覚えた。
祐一というより、強いて君が望む永遠の一章の鳴海孝之に近いと思う。
描写はなかなかいい感じだとは思うんだけど、こなれていないというかそんな感じを受けた。
作者自身色々なしかけを用意したのは分かるが、どうも滑っている感じ。
そういう意味でとても残念な作品だった。
あと、あゆの描写とか出して、栞の体の筋肉が衰えたことに対することを書いて欲しいと思った。
後改行が変だった。
- 0062 トリビアを聞きながら (採点:2)
- 最後のやり取りで+1.
いや、途中がとにかく退屈で駄目だった。
だからなに?といった感じだった。まぁトリビアとはえてしてそういうものなんだけど。
電波が入っている雰囲気で笑わせようとしていたのはわかるんですがあわなかったですし。
- 0063 『After School』 (採点:7)
- ペットボトルのロケットですか。自分も中学生のころ飛ばしたことがあります。
結構楽しいですよね。
もう、7年前にもなるだなぁ(遠い目)
青臭いというかなんというかそういうまっすぐさ見たいなものを感じられて非常によかったです。
自分も北川の気持ちが痛いほど分かりますし。
これくらいなら正直許されてもいいと思いますしね。
よかったです。
- 0064 13月になれば君に贈りたいものがあるんだ。 (採点:6)
- 千羽鶴で思い出したがそういえば今年は広島の15万羽ほどの鶴が焼かれ、そのニュースを見た人たちが鶴を送る、という出来事がありましたね。
話の筋としては悪くないと思う。
ただ、物語と関係ないところで余計な描写が多いのが気になった。
佐祐理さんがメールを実は嫌いなんじゃないか、とか天野と祐一のはじめての出会いのシーンとかがはっきり言っていらない。
文章についてはセンスを色々なところで感じた。タイトルにしてもそうだし、文章中にもいろいろなところの表現が巧いと思った。ただ、そのセンスを生かしきれたか、というと疑問は残る。
えらそうに言わせてもらうが、使い方にもう少し磨ける余地があるように感じた。
余韻を残らせるラストは好き。
- 0065 ミス・ムーンライト (採点:8)
- ほのぼのとしたやり取りがなかなかいい感じです。
生徒会のキャラの使い方もうまいですし、よかったと思います。
ただ、もうちょっと色々書いてほしかったなぁと思います。
なんか物足りない感じでした。
話自体はすごく好きなんですけどね。
ちなみに私は美汐派なので途中の印鑑ネタが個人的にツボでした♪
- 0066 『回転演舞』 (採点:3)
- 重み、を感じられないのがイタイですね。
舞と佐祐理の二人の歩いてきた道のりの。
確かに少し触れられてはいますが、そこら辺の描写をもっとしっかりして、今のかけがえのなさをあらわして欲しかった。
それに全体的に描写不足か。
しっかり描いて欲しかった部分が多々ある。
淡々としすぎていると思った。
また、改行が変で読みにくかった。
あと、誤字が一箇所見られた、
『行為』が『好意』になっている。
- 0067 恋人達へのポートレイト (採点:7)
- 美術教師の初老の老人がほんとにいい味出してくれましたね。
>「相沢がな。外に出る前に、一言残していったよ。美坂は本当は絵が好きなんですよ、とね」
この一言にほんとにやられました。見事です。
また、起きるのはなしもよかったと思います。
読んでいてなるほどな、と思いました。
- 0068 そして世界は、またひとつ (採点:8)
- 不器用な二組のカップルが非常にいい感じですね。
雰囲気がよく出ていてよかったと思います。
ネタ的にも非常に好きですし。
ただ、全体的に描写がいまいちですね。
それなのに、ココまでよい雰囲気を出してくれるのは作者さんの腕なんでしょう、すごいです。
- 0069 はっぴ〜・はっぴ〜・くりすます (採点:5)
- 大胆な改ページの使い方ですね、減点も加点もしませんが、とりあえず驚きました。
話の筋としては悪くないが、祐一が天野にそういうことを頼るのかが気になりました。
ネタ的にももう少しねって欲しかったかな、と思います。
ただ、このSSに流れる雰囲気はたまらなく好きなのでよかったです。
- 0070 recollections birthday (採点:4)
- ねた的には悪くないと思うがどこかいまいち。微妙キャラが違っていた感じがするし。
地の文もややいまいちな感じがした。
いい物を書こうという意気は十分に伝わってきたんですけどね……。
- 0071 笑顔。 (採点:8)
- 目の付け所、作者の考えが読んでいて面白かったです。
心の問題はほんとに興味を持っているので楽しく読めましたし、
>この宇宙には二つのルール、法則が存在する
のくだりは非常に楽しく読めました。
ただ、こういうところに容量割きすぎかなぁと思います。
全体的に見たときバランスが悪いというかそんな感じがしました。
容量不足だったのでしょうけど。
- 0072 パーフェクション − Perfection (採点:7)
- 作者様が主張している内容はいいと思うし、描写も文句なし。
一箇所誤字があるのは残念であるが(相沢が相澤になっている)。
欠点というべき欠点はないのですが、でもなんていえばいいんですかね。
いうなら静か過ぎるんです、このSS。
いえ、私静かな感じがする話は大好きなんですが、このSSの場合あっていないような気がします。
そういうわけで減点させてもらいました。
- 0073 心、ひらいて (採点:7)
- 最後の名雪に会うシーンとか北川とのやり取りはいいんですけどね……、
とくに名雪を拒絶するシーンをもう少し丁寧に描写して欲しかったです。
前半部分が色々描写不足だったのが残念でした。
……容量の問題もあったのでしょうが。
あ、もちろん、内容的にはよかったです。好きな内容ですし。
あと、『疎外感を感じる』は間違った日本語ですので注意してください。
- 0074 幸せを掴んだ男 (採点:4)
- 最後の方は結構好きなんだが、(最後ら辺もふくめて)色々いまいち。
ギャグも滑っている感があるし、ギャグに走りきっていない感じがする。
その辺が残念でした。
- 0075 ひろいそらにつばさを (採点:8)
- 不思議な世界、というものを堪能させてくれる作品でした。
読んでいてすごく心地がいい作品でした。
というか本当に描写が巧い。
ただ、不満をあげさせてもらうなら、大体想像はつくが、なぜ、祐一がこのような状態になったのか分からないことですね。
ちょっとそこが引っかかりました。
あと、これは欠点ではなく感想なんですが、祐一が見ている夢を覚ます存在は何者でしょうか?
それとも、彼は自分から目を覚ますのでしょうか?
……そんなことをふと考えました。
- 0076 遺書 (採点:5)
- SSそのものの感想を書く前に一言。
タイトルの意図がわかりませんでした。どういう意図があるのでしょうか?
内容に関してはいいと思います。名雪と秋子のやり取りが非常にいい感じでした。
とくに栞(ですよね?)にアイスをわたして、それから秋子にアイスかって、とねだる部分なんて最高です。
ただ、もうすこし踏み込んで欲しかったかなあと思う部分があるのでこの点数となりました。
- 0077 かけがえのないひとつの言葉 (採点:5)
- 話の筋としてはなかなかいいと思う。
ただ、もうちょっと描写を増やして欲しい。その方がより物語に入り込めたと思うから。
最後の祐一と真琴のやりとりももう少し凝って欲しいかな、と正直思った。
悪くはないけど、欲を言えば……って感じですがね。
- 0078 ガラス/ラフ・メイカー (採点:6)
- このオチはなんですか(激汗
もう少しまともな(といったら言葉が悪いかもしれませんがあえていわせてもらいます)オチはなかったんですか、といいたくなります。
途中の久瀬のそれぞれのキャラとの描写がすごくよかっただけにそれが残念でした。
- 0079 A TAIR 〜 真実の空に還る時 〜 (採点:6)
- 最後のシーン(題名が入った後)はめちゃくちゃ好きなんだけど……そこまでがいまいちでした。
描写とかもうすこし色々して欲しかったです。
結構魅力のあるキャラだと思いますしね、この主人公。
もう少し生かしてほしかったなぁと正直思います。
- 0080 友情 (採点:2)
- 個人的には文章があわなかったです。
描写がいまいちだし……。分かりにくいし……。(始めの方)
勢いだけで読者を置いてきぼりにしている感があります。
ふと思ったんですけど、普段DNMLを書かれている方ですか?ひょっとして?
そうだとしたら、DNMLと普通のSSはいい書き方が違いますから注意された方がいいですよ。
あと、誤字が目立ちました。
- 0081 天使の一片 (採点:4)
- 〆は非常にいい感じ。お見事。しかし、途中がほとんど本編の書き写しっていうのが(汗
ココの部分をもうすこし巧くまとめて短くすると話自体がかなり引き締まりいい感じになると思う。それが残念。
どうも時間がなかったようですが。整形ミスがかなり見られますし。
(減点はしていないです)
あと傍線は−−ではなく――でいってほしかったな。
- 0082 天星小輪 star ferry (採点:5)
- 話の筋としては悪くない、むしろ好きな部類。
ただ、ちょっとあっさりしすぎ。
美幸と真琴の最後のやりとりで真琴の心情をもっと書いて欲しい。
それに贅沢を言えば美汐とのやり取りも欲しかった。
全体的に描写がやや不足している感じがするし、最後は余韻を残そうとしているのは分かるが、余韻というより落ちていない、という感じがする。
それが残念でした。
- 0083 恋は唐突に、急発進で (採点:3)
- 萌えを狙っているのかどうかはしらないですが……そういう視点でみていまいちと思いました。
ていうかとにかく退屈だった。
地の文の向上を頑張ってください、それでだいぶ変わるはず。
あと、文頭一文字あけるのはいいだけど、「」とか()で囲む部分も空けないでください。
そのせいでかなり読みづらかった。
- 0084 俺の学校は戦場だった? (採点:7)
- なかなかいい感じに暴走させてくれちゃっていますが、もうすこし勢いがほしかった。
告白してからのアレももう少し凝ってほしかったかなぁと思う。
……まぁ題名の前からいきなり笑い出してしまった私の負けなんですけど。
(非常にシュールだった……)
まぁとにかく結構楽しめたのでよかったです。
久瀬のキャラもいい感じだった。こんな久瀬は始めてみたし。
- 0085 白いキャンバス (採点:8)
- 村上涼子ちゃん最高。非常に魅力のあるキャラクタです。
百花屋でのやり取りが非常にいい感じでした。
元ネタがあるのかどうかは分からないですが、ほんとにイイキャラしています。
文章自体もテンポよく、楽しく読めました。よかったです。
- 0086 good-bye, darling -- a family (採点:2)
- こういう、Kanonでなくてもいい話というのは諸刃の刃です。
受け入れられる人には高評価され、受け入れられない人には低評価される。
私はこのSSに関して後者でした。
まぁ描写もいまいちだと思いますしね、もう少し緊迫感を巧く出して欲しいと思いました。
展開もやや唐突ですし。
ネタてきに面白い部分があったので+1しておきました。
- 0087 ふたつ (採点:4)
- やりたいことは面白いとおもうんですが……いかんせん私の頭では難しすぎる内容でした。
面白い比喩ではあるんですけどね。
文章描写は非常によかったです。
- 0088 春に降る雪 (採点:8)
- 栞と美汐とのやり取りは面白く、香里と美汐のやり取りも味わいがあり
それぞれのキャラのやり取りがよく描けているのはよかったですが……、
>「栞は、なんのために生まれてきたんですか」
このくだりがまんま原作どおりだったのでなえました。
それが残念でした。
- 0089 ベビーフェイス (採点:3)
- 世界観、及び書きたいことはなかなかいい感じだと思う。
が、何でこれをやるのが祐一かなぁ。斉藤あたりだったら何の問題もないのに。
祐一らしくはないですよね?明らかに。
私はダークが好きですが、祐一が主人公なら祐一らしく描かれているダークが好きです。
ほんとにキャラが違っていたら+2はしたと思います。
あと、文章の表現力をもう少し磨いてほしいですね。
もうすこし巧く世界観を表して欲しかったです。
- 0090 真冬の蠍 (採点:9)
- 展開が非常に見事。
すっかりだまされた、まさかそういう流れとは。銀河鉄道の夜を非常に巧く使ったと思います。
ただ、展開が一読したときよくわからなかったのが残念。いや、だまし方が秀逸っていうのがあるんだけど。
そして私の読解力のなさが問題なんだけど(泣
でも、見事としか言いようがない。
作品に漂っている狂気もいい感じだし。さそりのたとえもよかったし、非常によかったです。
- 0091 七月八日、晴れ (採点:5)
- やや投げっぱなしな感があるのが残念。もうすこしかけなかったものか。
途中で出てきた男の存在意義がわからない。別になくても話は通じると思うし。
改行が多いのは文句が来ているとは思うけど、個人的にはいいと思う、これはこれで。
でも、誤字脱字が見られたのは残念。
あと、はじめの力学のあれは余計だと思いました。
別に『あっているじゃないか』でいいと思うし。やるなら答えだけでもいいと思う。
その場合科目を数学にしたほうがわかりやすいとおもうけど。
- 0092 君と一夜を (採点:7)
- やばいですねぇ。そりゃもう色々と。
ぎりぎりじゃないですか、マジで。まぁこの暴走っぷりが面白い私は終わっているのかもしれませんが。(苦笑
いや、ほんとに笑いました。
主にエロネタで。
ていうかさやちゃんが家出しなかったら真琴は貞操がやばかったのでしょうか。やっぱり(苦笑
- 0093 人間になりたい (採点:6)
- 真琴が再び人間になるまでの間が非常に綺麗にまとまっていますね。
よかったです。
ただ、タイトルにはもうひとひねり欲しいと思いました。
- 0094 Prelude Kanon (採点:10)
- ああ、もう何点つければいいのかマジでわからない。(汗
なんていうかSS読んでいて今まで感じたことのない読後感なんですよ。
なんかじわじわと感動が広がっていくというかそんな感じ。
心の中の感動がもや〜っという感じで広がっているというかなんと言うか。
こういうと失礼かと思いますが、とりたてて、感動したところはなく、いいシーンだと思ったところははっきりいってないんです。描写もややいまいちに思いますし。
ただ、この作品全体を通してみたとき、なんともいえない気分にさせてくれた、そんな作品でした。
……今、余韻にめちゃくちゃ浸っています。
ココまで余韻に浸らせてくれた作者様に最大限の敬意を。
- 0095 『一月 某日』 (採点:8)
- ……お見事。すごくきれいにまとまっていたと思います。
ネタ的には正直ありがちだと思うんですが、よかったです、本当に。
ただ、文章のはじめは一マス空けて欲しかったです。
- 0096 黄金の日々に、さよならを (採点:3)
- 書きたいことはいいと思うんだけど、なぁ……。
こういう話もほんとに悪くはないんだけどもう少し余韻を
感じさせるように気を使って欲しかったです。何らかの手段によって。
描写もややいまいちで残念でした。
あと、題名が終わった直後の地の分。第三者の視点でお母さんと書くのはやめて欲しかったです。
- 0097 告白 (採点:4)
- 本編ちょっと改変と言ったところでしょうか。
え……と一言。
『こんな小学生嫌です(激泣』
けど、虐待に会っている小学生ってこういうひともいるのかなぁ。それだとしたらやりきれない。
本編を少し改変しただけなので評価は低めにさせてもらいました。
手紙と本編を絡み合わせる書き方は面白いとおもいました。
- 0098 双故意〜ふたこい〜 (採点:8)
- とにかく笑えました。ただ、途中までの暴走のわりにオチが今ひとつだったかなぁと。
そのせいで減点させていただきました。
……いや、落ちてはいるんですけどね。これ以上を望みたくなるほど、途中までのレベルが高いんですよ。
ちょっとネタで思ったこと。
>やり逃げされちゃった小学生の気持ち!!
わかりたくねぇ(汗
ていうか今のご時世そういうのがいそうでマジで怖い。
…いないことを祈るが。
>マウスクリック数回で終わっちゃって、18禁!? 誇大広告だ!!
18禁ですが、高校生がタバコをすっているシーンがあるから18禁としたゲームがありますし、それは大丈夫かと。(苦笑
ていうかいまだにはやいのに、マニアックなんですね、祐一君(苦笑
あと、野暮な突っ込みですが改行が変だったのが気になりました。
- 0099 Disenchant (採点:7)
- 物語り全体に流れる雰囲気は好きだし、キャラのやり取りは見ていて面白い。
ただ、残念なのが、名雪と真琴の観覧車でのやり取り。
いくらなんでもあっさりしすぎな感じがする。それが残念でした。
- 0100 二月一日の物語 (採点:7)
- 始めに一言。文章が硬かったです。
酷薄だとか証左だとか、普段使わないような言葉が満載だなぁと思いました。
まぁこういうのもこのSSの魅力なのかもそれませんが。
……内容自体はいい感じでした。身にしみる言葉の連続で(激汗
よんでいる最中痛かったです、ほんとに。(苦笑
名雪と香里、そして名雪と秋子とのやり取りがちょっと変わった地の文で表現されていて面白かったです。
- 0101 君の瞳にシャイニング延髄斬り (採点:6)
- 馬鹿男共のやり取りが非常にいい感じでした。
読んでいて非常に楽しかったです。祐一の『名雪じゃないとだめなんだ』発言は非常にいい感じでしたし。
構成もいい感じだと思います。文章もテンポよく書かれていてよかったです。
ただ……一ページ目の宮田佳澄(美坂香里)が来たくだりがよくわからなかったのが残念でした。
- 0102 "Koukai Dreamer" (採点:4)
- 最後の台詞は結構好き。けれど、全体的に展開がわかりにくい。
肝心な描写を省いているという感じがした。それが残念。
香里と名雪の一風かわった出会いのやりとりは面白いとおもいました。
- 0103 世界の果てという名の雑貨店 (採点:9)
- もう一歩、ですね。
場面に流れる雰囲気、この物語が主張していることは非常にいい感じなんですが、もう少し心を揺さぶって欲しかったというか、そんな感じでした。
何をすればいいんだ、といわれるとそれはそれで困ったものなんですけどね。
とにかくあと少し、なにかが欲しいと思わずにはいられない、そんな感じの作品でした。
あと世界の果ての比喩は面白かったです。なるほど、と思いました。
- 0104 幸せの玩具 (採点:9)
- 佐祐理さんの狂気がこの上なく描かれていてよかったです。
彼女の手に入れた一番の親友(という設定の舞)を失ってさえ、彼女はまだ夢からさめないのですね。
その描写が非常によかったです。
舞と佐祐理の関係もこの上なく痛烈に語ってくれてよかったです。見事でした。
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