○Foolis さん
- 01 左手で繋ぎたい (採点:4)
- 書きたいことはいいのですが、見せ方がややイマイチでしたかね。
最後の手をつなぐシーン、もう少し別の見せ方はできなかったかなぁ、とどうしても思ってしまいます。
ちょっと釈然としないというかそんな感じを受けました。
それが残念でした。
- 02 サンダルが飛ぶ夏 (採点:6)
- 香里と北川の関係、なんてまわりくどいんだ、と思わないではないですがいい関係ですね。
よんでいてほほえましいです。
ただちょっと祐一があゆのことを再び忘れてしまうその辺の描写がやや弱いかなぁ、と。
あと調理を上手くいない気がしました。
見せ方がやや下手というか。
ネタとしては非常にいいと思うんですが。
それが残念でした。
- 03 雪の世界より愛をこめて (採点:1)
- 設定だけを語っているという印象を受けました。
というかややこしすぎ。45KBという容量制限のことを考えるともう少し単純化してほしかったかなぁ、と思います。
- 04 グリーンスリーブスが聞こえる (採点:5)
- 色々がんばってくれているのはわかるのですががんばってください(汗
ちょっと心情がとぎれとぎれすぎますね、文体がこなれていない感じがしました。
どうも読んでいて微妙な感じが(汗
ネタとしては好きですし、グリーンリーブスは面白いと思いましたし。
それだけにちょっと残念だったなぁ、というのが本音ですが。
- 05 ネバー・エンディング・ストーリー (採点:3)
- 設定、よくここまで考えましたねー、と感嘆しましたが。
やはり香里ですね。
香里が全人類を滅ぼそうとするのかなぁ、というのが気になります。
作中で香里が自分はかわった、といいましたがやはりそれでもひっかかります。
どちらかというとああいうことになったら自殺しそうな気がしますし。
あと、やっぱりこれは香里視点の物語として書いてほしかったかなぁ、と。
微妙によんでいて最後がこれなのでしまりが悪いんですよね。
これをプロローグとしてそこからを書いてほしいというか。
それが残念でした。
- 06 友人以上恋人未満から (採点:3)
- 内容云々より前にちょっと文章が散文的というか落ち着きがないというか。
作者さん自身は相当苦しんで書いているのがわかるだけにこういう批評をするのは心苦しいのですが…。
どうもとぎれとぎれの印象を受けました。
それが残念だったです。
- 07 僕と、シオリと、スケッチブックと。 (採点:8)
- 途中の墓のシーンでほんとにやられました。
こうくるかーと感嘆。
香里の独白シーンもよかったですし、面白かったです。
ただ、最後、あっさり風味にしたかったのはわかりますが、ちょっとさみしかったのが個人的に残念だったかなぁと。
でも非常に高いレベルでまとまっていたと思います。
よかったです。
- 08 潜入捜査Kanon・僕らのたい焼きドリーム〜記憶の中のエンジェル〜 (採点:3)
- こういうの好きな人は好きでしょうが個人的には微妙だったかなぁ、と。
ちょっと設定についていけないところがありました。
- 09 鬼さんこちら (採点:9)
- はぁ…。ほんっとに感嘆しました。
あれ?魔物の設定とかおかしいような?とか思っていたのですが…。
なるほど、こういう物語を紡ぎますか。
設定が、ほんとに見事でした。
ただちょっとわかりにくかったかな。それが残念だったかと。
もうすこし違う見せ方が出来たような気がします。
- 10 硝子の向こう (採点:6)
- 作品全体に流れる、ほのぼのとした雰囲気が非常によかったです。
キャラとキャラとのやりとりがよく描けておりいい感じでした♪
- 11 春を夢見る狐達 (採点:5)
- 割とストレートな真琴シナリオの裏でしょうか。
いや、ほんとにKANONは色々なSSが作られたので(汗
まぁそれはともかく丁寧にかけてはいてよかったです。
ただ、ちょっと文章が書きなれていなかったかなぁ、とそれが残念でした。
- 13 いつかムラムラする日。 (採点:4)
- 私の理解力不足もありますが、構成がわかりにくかったです。
それが少し残念でした。文章はよかったです。
- 14 ――僕らの昨日が見ていた未来は―― (採点:7)
- 何この小ネタの嵐w
ときめもに、こんにゃくに、しすぷりにデスノに…。
非常にバカらしくてよかったです。
ただ、途中の盛り上がりのわりには最後がしまらなかったかなぁ、と。
それが残念でした。
- 15 【決別】 (採点:7)
- こうなんというか作品全体に流れるほのぼのとした雰囲気が非常によかったです。
あと部分的に非常にすきなのは、佐祐理さんとの初夜の前後のシーンですねw
これはたしかにこれくらいしてもしょうがないかもしれないですねー。
- 16 お別れのキスのことばかり考えていた (採点:6)
- 物悲しい雰囲気がいいですね。
ちょっと煮え切らない、というかそんな感じがしたのが残念でしたが、全体的にはよかったかと。
よかったです。
- 17 天野がオバサンくさいワケ〜"あの子"と呼ばれた仔〜 (採点:5)
- 展開的に最後が急ですね…。もうすこしなんとかならなかったのかなぁ、と思います。
天野の設定が個人的にはなかなかとっぴで、その点は結構好きでした。
想像妊娠のくだりとか、よかったです。
- 18 大切な忘れ物 (採点:3)
- 短いながらもうまくまとまっていましたが…。
もうちょっと何かほしかったかなぁ、という感じ。
せっかく中篇部門でいろいろかけるのですから。
あと文頭は一文字あけてください。
- 19 もう一人いる (採点:2)
- ネタとしてイマイチだったかなぁ、と。
もうちょっと文章とかいろいろがんばってほしかったです。
- 20 ボート (採点:7)
- >「そしたら栞ちゃんがものすごい目を輝かせながら色々聞いて来るんだよ。馴れ初めとか、デートの仕方とか。だから、俺の脳内でシミュレートされていた出来事を話してあげた。めっちゃ喜んでたよ。『ドラマみたいです!』って」
爆笑しました。
あと最初の部分が微妙に好きでした。
ただ告白シーンはもうすこし描写がほしかったかなぁ、と。
それが残念でした。
- 21 終わりの時 (採点:2)
- もうちょっといろいろ書き込んでほしかったというかなんというか。
あと名雪の心情も書ききれていなかったかなぁ、と思います。
それが残念でした。
- 22 恐怖のお料理合戦 (採点:6)
- 美汐と香里の勝負がほのぼのとしていてよかったです。
楽しめました。
- 23 ライク (採点:8)
- 途中でおわられたーーーーっ。
設定はめちゃくちゃ好きです。だけどだけどだけどっ。
途中でおわられたーーーーっ(激泣
ほんとに面白かっただけに残念です。
- 24 湯煙温泉旅紀行 (採点:3)
- オチは結構好きです。
ただ、途中やや冗長だったかなぁ、と。
車のシーンとか別に説明いらないような気がしますし。
それが残念でした。
- 25 太陽の眺め方 (採点:10)
- ある一冊の少女漫画からはじまる、って言う設定がいいですね。
なかなかに洒落た設定で、最後の天使の羽の表現もまたしゃれていて全体的に非常にいい感じになっていました。
あと、最後の
>『へ? 何を?』
>「結婚おめでとう」
>『は? 何よ。今更』
>「まぁ、こっちにも色々あるんだよ。でさ」
ここが秀逸ですね。
もうよかったです、最高でした。
戻る