○Foolis さん
- 01 部屋の明かり (採点:7)
- ONEで浩平が消えてそれを思い出してもらうため長森が奮闘する話。
アイデアとしては面白く、また、由紀子さんのキャラもなかなかよく読み応えがある作品でよかったです。
ただ、文章の表現がややイマイチかなぁと思います。
>ようやくいえたけれど、濁音だらけだった。
もう少し上手いいいまわしはなかったのかなぁと思います。
- 02 追跡者 (採点:9)
- 笑いました。ほんとに笑いました。なにこの馬鹿な話。
瑞佳がストーカーっていうのは考えてみたらよく似合いましたし、途中のお兄ちゃんにも爆笑させてもらいましたし、最後はほのぼのでまとめるのかなぁと思っていたら、オチをそうもってきますかっ。
非常に面白かったです。
ところで
>相手がスリーサイズ、上から94、56、92の金髪碧眼の超美人の外人モデル
これ、元ネタあるのでしょうか?
- 03 雨の中 (採点:5)
- 茜シナリオで浩平が戻ってくるまでのお話。
話としては悪くはないんですが、もうすこし何かほしかったでしょうか?
「これ」っていうのがないんですよね、うん。
厳しい意見をいっていることはわかりますが、それが残念でした。
- 04 いっしょに。 (採点:6)
- 澪ちゃんがかーいっかったですしふたりのやりとりが非常にほのぼのとしてよかったです。
読んでいてほんわかとした気持ちになれました。
- 05 また明日 (採点:6)
- ネタとしては非常に好きなのが多いです。
一つになったら云々とか、 「おやすみなさい」じゃなくて「また明日」とか、ただ、もう少し文章表現をうまくして欲しかったかな、と思います。
えらそうですみません…。
- 06 It's possible to think of you. (採点:6)
- 絆をいかりとしたのは面白いですし、氷上シュンをこう用いたのも面白かったです。
ただ、もうすこしストーリー的に何かがほしかった&もしくは描写をうまくして欲しかったなぁと思います。
えらそーですみません…。
- 07 待ち合わせは、傘の中 (採点:9)
- みずかをこっちの世界に持ってくる、というアイディアが非常に面白いと思いました。また、内容も自分的にかなり好みでした。
>「私は『えいえんの世界』に行ったことが無いからわからないけど、もし幸せなまま時間を止められる世界があったとしたら、それはやっぱり幸せなんだと思う。段々幸せなことが当たり前になっていっても、傷つくことは無さそうだもんね」
ここからはじまる二人のやりとりがほんとに最高でした。
非常に面白かったです。
また、最後のシーンも非常に良くまとまっていたと思います。
本当に良かったです。
追伸
あと個人的にこの台詞が好きでした(w
>「ついしーんっ! 最近のレトルトカレーはおいしくないと思うんだーっ!」
- 08 deracine[デラシネ]: エンドロールの後で故郷喪失者の瞳に映るもの。 (採点:6)
- 詩子の設定が面白いな、と。
こういう理由があったのか、と感心させられました。
また
>「なんとなくだけど、オレ達はもう、お互いが側にいなくても、生きていけるような気がしてるんだ。それは寂しいことだけど……それでもいいと思うんだよ」
この台詞が印象的です。
そんな感じで世界観はよかったんですが、どうしてもだれた感があったのが残念でした。
- 09 生徒 A (採点:4)
- 物語構成でなんかしかけがありそうなのですが…それがわからない(汗
個人的には夢オチに近かったような印象くらいしか(汗
もうしわけないです。
- 10 プラスティックフラワー (採点:7)
- 留美と真希のオリジナルの設定がいい感じでした。
また、途中の、二人のやりとりがいい感じでしたし、告白シーンもこれはこれでありかなぁと思います。
(ここまでの作風がそう思わせるのでしょうね)
面白かったです。
- 11 なついろとみさきと (採点:3)
- 雰囲気はいいのですが描写をもうすこし増やしてほしかったですし、もう少しイベント的に何かほしかったような気がします。流石に少し寂しかったかなぁと。
それが残念でした。
- 12 子供ノ世界ノ速度 (採点:4)
- 永遠の世界の住人となる。それは一つの回答であり、否定できるものではないと思います。
でも、ちょっと足りない。
もう少し永遠の世界にいくための描写をしてほしかったと思います。
ちょっと物語として浅いかなぁと。
それが残念でした。
- 13 憧れの あの女の子は もういない (採点:1)
- ネタとしては決して悪くはないとおもうんだが、使い方があまりにもイマイチ。
もう一、二捻りしてほしかったです。
- 14 雨の日の心は千々に乱れて(So,We make friends with...) (採点:8)
- みさき先輩に嫉妬してしまう茜。
それから繰り広げられるやり取り、そして、最後に茜の出した回答がいい感じでした。
また、途中のみさき先輩の言葉もいいですね。
よかったです。
- 15 桜散る (採点:4)
- 初恋が閉じたときのことをかくのは面白いのですが、そこからもう一歩なにかがほしいかなぁという感じでした。
表現とかはなかなかよかったと思います。
あと文頭は一文字開けてください。
- 16 淡い心だって言ってたよ (採点:10)
- …参りました。
ONEの永遠の否定をこういうふうにつかうとは脱帽です。
「愛」について、私もそれなりに考えたことはありますが、ほんとに難しいものですね…。
だから様々な物語が生まれたのでしょうが。
文句なしの10点です。
- 17 重ねた手と手の中に (採点:8)
- みさき先輩と澪とのやり取りが非常にいい感じでした。
お互いにハンデをせおった人たちの話。
それがこの作品に独特の雰囲気を与えてくれたと思います。
途中の和解のシーンとか最高でした。
面白かったです。
- 18 玉手箱 (採点:2)
- 時は流れ歴史は繰り返す…っていうオチはいいのですが、もう少しうまく使って欲しかったですね。酒を飲むときの描写とかを増やすなどして。
その辺がイマイチだったかなぁと。
- 19 澪の演劇部ブログな日々 (採点:7)
- ブログ形式の話がくるとはなぁ…。なかなかに新鮮で楽しめました。
最後のみさき先輩と澪とのやりとりもよかったですし。
ところでどうでもいいですが。
http://www.caramel-box.com/
こっちのキャラメルボックスしか思い浮かばなかった私は死んでいいです(汗
- 20 学生生活は糾える縄の如く (採点:2)
- 見事にグダグダで中身がないです(汗
描写とかをうまくしたり、ネタをもう少しねってほしかった、と思います。
1点にしようかとおもったのですが、最後に少しわらってしまったので+1
- 21 シイナロケッツ・ネコゼスタイル (採点:7)
- 椎名繭という難しいキャラをなかなかよく書ききったSSだと思いました。
話し手のような感じがいいですね。
また途中の挿入がいい感じです。
よかったです。
- 22 Luminous (採点:7)
- 不思議体験の話。
子供の頃はだれしもそういうものがあるはずで。
(大抵勘違いなんだけど)
そういうものをつきとめてみよう、っていう話のアイディアが親近感を覚え、いい感じでした。
みさきと浩平のやりとりもよかったですし、ONEなりの味付けがよかったです。
- 23 ココロ、道標に。 (採点:5)
- 転入とは詩子らしいといえば詩子らしいですな(w
ただ、もう少しなにかほしかった気がします。(友人との会話を増やすとか)
ちょっと物語として浅いかな、と。それが残念でした。
#まああっさりしているのはいいんですけどね。
- 24 グリーン・フラッシュ (採点:5)
- グリーンフラッシュという現象を用いたのは面白いですが、もうひといき何かがほしかったです。
もうちょっと物語としての深みがほしかったかなぁと。
それが残念でした。
文章表現とかは好きでしたが。
- 25 ひとつの物語 (採点:5)
- 永遠からもどってくるまでの七瀬の描写はいいのですが、茜があきらめる理由が希薄かなぁと。
もうすこしその辺を言及してほしかったです。
それが残念でした。
- 26 トントン拍子 (採点:5)
- 伏線をさりげなく張るのはいいのですが、もうすこしあっといわせるような見せ方にしてほしかったなぁと思います。
話の内容は好きなんですがその辺がイマイチだったかなぁと。
- 27 病は気とか雨とか大騒ぎから (採点:5)
- 話の内容はいいんですが、なぜにイカのキ○タマなんだ…。
そういうギャップを楽しむべきなのかもしれませんが、個人的にはちょっとなぁ…っていう感じでした。
やりとりはよかっただけにそれがほんとに残念でした。
- 28 恋色ふたつ、空ひとつ (採点:6)
- 茜と浩平のこそばゆいやりとり、そして永遠についての描写はいいのですがちょっとラストの〆方がイマイチだったかなあと。
ネタ的には好きなんですが、見せ方がうまくいっていないような気がしました。
それが残念でした。
- 29 やさしさと しあわせと (採点:6)
- 浩平が障害者となることでみさき先輩の気持ちをほんのすこしだけでも味わう。話のコンセプトは非常に好きですし、内容も面白かったです。
ただ、オチがなぁ…(汗。もうすこし違うオチにしてほしかったかなぁと思います。
- 30 『packaging replica』 (採点:7)
- 二人の甘々な雰囲気がいい感じでした。
一緒に留年するっていうのもありだとは思いますし。
よかったです。
- 31 指先/nukumori/リフレイン (採点:6)
- 目が見える人にとって目が見えない人の悩みはなかなかわからないもので。
その辺が描けていてよかったです。
雪見とみさきのやりとりもいい感じでした。
- 32 蘇る少年 (採点:8)
- 氷上シュンとの物語。
これはこれでありだと思いますし、シュンが忘れさられた描写もいい感じです。
シュンと浩平の独特のやりとりが本当によかったです。
- 33 幸福論 (採点:8)
- このみさきは浩平のことを覚えているのでしょうか、それとも覚えていないのでしょうか。どちらかはわかりませんが、どちらにしろ、いい話でした。
浩平にかかわったことによるみさきの成長が感じられましたし、雪見とのやりとりも面白かったですし、家出っていう言い方が可愛いですね。
よかったです。
- 34 time goes by as change (採点:6)
- 話は好きなんですが、ちょっと描写がイマイチですね。
容量との戦いだったんだろうことはわかりますが。
あと10KBもあればもっといいものができたんでしょうね…。
話の内容はすごくよかっただけに容量で泣かされたというのがありありと伝わってきました。
展開もスピーディーですし。
でも話の内容はすごくよかったです。
- 35 それでも生きて (採点:6)
- 幼い頃浩平とこのようなやりとりがあって、それでも浩平の母は宗教に逃げて…。なんだかやりきれないですね。
やりきれないですが浩平の母親の設定はいい感じだと思います。
なかなかリアリティがありますし。
あとなんとなく希望を残したような印象はいい感じでした。
よかったです。
- 36 あなたの名前を知っている (採点:5)
- アイディアとしては面白いです。
ただ、それを生かしきれていないと思います。
もう少し別の使い方はできなかったかなぁと思いました。
それが残念でした。
- 37 Ever Follow ever (採点:6)
- みずかとみさおの想いがいい感じでした。
それとみさおと瑞佳、みずかと浩平、それぞれのやりとりがよかったです。
あと、このフレーズがお気に入りでした。
>永遠ではなく、ずっとを。
>foreverではなくeverを。
コンパクトにまとまった良作だったと思います。
- 38 みるく・ろーど (採点:6)
- こういう設定もありか、とおもえるようなほのぼのとした話でした。
最後の佐織と瑞佳とのやりとりもいたずらっぽくて好きです。
よかったです。
- 39 あなたはこの世界に必要とされていますか? (採点:4)
- みさきがちょっと弱すぎるかなぁと思います。
もう少し強いはず。
その辺が残念でしたし、えいえんのせかいはもう少し希望があるものの方がより絶望感をかもし出せたと思いました。
それが残念でした。
- 40 あの人 (採点:3)
- はなしの筋としてはすきなんですが、少しあっさりしすぎているというか。
もう少し何かがほしかったというか。
ちょっとあまりにも内容が寂しい感じがしました。
それが残念でした。
- 41 はねっかえり娘の恋物語 (採点:5)
- ネタ的にすごく好きなんですが、最後があっさりしすぎかと。
作者さんなりの狙いはあると思うのですが、個人的にはイマイチでした。
それが残念でした。
- 42 ありがとうを君に (採点:5)
- 永遠の世界のやりとりについて非常にあっさりと書かれていますね。
少し寂しい感はありますがこれはこれでありだと思います。
よかったです。
- 43 夢幻譜〜バースディは永遠に〜 (採点:8)
- 浩平が一年後に戻ってくる前、誕生日の日だけ実は戻ってきていた。
案としては面白いですし、途中の七瀬等とのやりとりもいいですし最後のオチもいい感じでした。
非常に面白かったです。
- 44 髪弄り (採点:7)
- 後戯というものが世の中にあることを始めて知りました、
調べてみたら結構面白いですね。
…とまぁそれはさておき。
茜と浩平の微妙な空気の中でのやりとりがよかったです。
あと、茜が髪をきるのはそこまでの意味があるのかと、感心するやら、あきれるやら…(w
あと、最後のまとめが良かったです。
薬指ときましたかっ。
- 45 いつかあなたの道しるべ (採点:9)
- はじめはビデオレターで大笑いしていたらまさかシナリオの展開をこうもっていくとは予想できませんでした。
詩子がほんとによかったです。
ギャグの部分でもシリアスの部分でも。
飛び出すシーンとか特によかったです。
途中の詩子があきらめが悪いっていう解釈も面白かったですし、詩子の最後のしめの言葉が印象的でした。
よかったです。
- 46 ダイエットで終わる物語――雪見14歳のえいえん―― (採点:5)
- なんとも不思議な雰囲気がするSSでしたな。
ぶっとんでいるというかんなんというか。
このSSに流れる微妙な空気がよかったです。
- 47 雨に祈りを (採点:9)
- >自分の本当に大切な人が、心から死を望んでいるとき、あなたはその人を殺すことができるか。
なんともまぁ面白い(というとやや御幣がありますが)命題を持ち込みましたね。
この問題はニュースとかでたまに議論される問題ですよね。
私はこの問題にたいする明確な解を持ちえませんが、(どっちがよりいいといえないから)まぁそういうもんだと納得しています。
小学生なりの回答であったと思いますし、この回答により導かれた雪見の状態の描写がいい感じでした。
たしかに狭量な考えとしか言えないですしね…。
また、みさきが自殺したい、といったときの雪見反応がいい感じでした。
実際ああいう反応になりそうですし。
作品に流れる雰囲気もよく、非常に描写がきれいで良かったです。
- 48 エロ本行 (採点:8)
- ―――やられた。そうくるとは。
ONEならありえない話でもないので余計腹立つというか。
見事にだまされた感じです。
良かったです。
- 49 輝く季節へ (採点:10)
- 永遠の世界の扱い方が面白いです、たしかにこれは一つの永遠ですね。
それに作者さん独特の永遠の世界から脱出したときのやりとりがいいですね。
ちょっと私はオチを正確に理解している自信はありませんが、作者さんの描いた世界、これはこれで非常に面白かったです。
良かったです。
- 50 遠きあなたに (採点:7)
- 茜が本当は待っていない、という意見はたしかに同意できるものでした。
私もそのように考えたことがありますし。
そしてこのSSのように実際に探すっていうのは面白いと思いました。
これはこれでありだと思いますし。
茜の想いが十分に伝わってきましたし。厳しい意見を言わせていただくならちょっと表現が稚拙と思われる部分があったのが残念です。
でも全体的には非常に良かったです。
- 51 アトリエのスノー・ホワイト (採点:9)
- 真希と浩平のやりとりがいいですね。
なかなか新鮮味がありました。
あと変装して絵を書いている真希がいい感じです。
それがばれた後の反応も面白かったですし、七瀬とのやりとりも非常にいい感じでした。良かったです。
- 52 演劇部の伝説 (採点:7)
- 台詞の前に名まえをかくのは個人的に好きではないですが、話の内容はいいですね。
#というかここまで文章力あるのならなくてもいいのでは?
演劇部の宝というのがほのぼのしたもの、というのは予想していましたが、それまでも何人もの人が見つけていて、それが受け継がれていっているという設定がほんとにロマンチックでいい感じです。
良かったです。
- 53 忘却の青、孤独の白 (採点:8)
- 海潮音という話を読んだことはありませんが、それの使い方が見事だと思いました。(もう少し本よめ、自分)(汗
みさきと雪見のやりとりがよかったですし、青の色を思い出すシーンが印象的でした。
また、幻の光をもとめていた、という設定も面白いです。
良かったです。
- 54 青ぐらい修羅をゆく (採点:8)
- あの少年について書かれるとは思いませんでした。
少年の感情、およびその少年に対する瑞佳の感情がありありと伝わってきました。
とにかく描写が上手かったと思います。
よかったです。
- 55 ラブレター (採点:7)
- みさき先輩と澪のやりとり。
澪がみさき先輩にあこがれ、そしてみさき先輩もまた澪を尊敬する、その流れがいいですね。
また最後のオチがナイスでした。
- 56 “ろまんひこう” (採点:5)
- オリジナルの設定は面白いですが、もうすこしなにかがほしかったような気がします。ちょっとうまく使えていないかなぁという感じがしました。
それが残念でした。
- 57 呼び起こせ、眠れる絆 (採点:6)
- ちょっと永遠の世界の力が弱いような気がしますが、これはこれで楽しめました。
舞台で思い出してもらおうという澪の発想がいいですね。
ほのぼのしていてよかったです。
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