お相撲ロボット喜飛９９
| バキューム編 | 1999/06/12 | P1 P2 P3 P4 P5 P6 P7 P8 P9 P10 |
| 駆動装置編 | 1999/06/13 | P11 P12 P13 |
| 試作機4号 | 1999/06/26 | P14 P15 P16 |
| 真空パッド | 1999/07/04 | P17 P18 P19（準備中） |
| 台車作り | 1999/07/11 | P20 P21 P22 |
| 土俵作り | 1999/09/04 | P23 |
バキュームに挑戦の巻 ４
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バキューム装置1号機完成。
いよいよ試運転。結果はあまり期待できないが、とりあえず形になった。
まったく未知の分野なので、これからどんな苦難が待ちうけているか
皆目検討もつかないが、ひとつひとつ壁を乗り越えていこう。
決意を新たに実験開始。
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実験開始。
電源ON。ポコポコポコ。
頼りない音とともにバキューム装置が作動した。
と思った瞬間、急に音が変わった。
吸盤を見ると見事に床に張りついている。
おーーーーー
白い取っ手を力まかせに引っ張ってみる。
びくともしない。
すごいぞ！早速理論値を計算。吸盤の直径が6cmだから
面積は約30平方センチメートル。大気圧を1気圧、
吸盤の中の気圧を-400mmHgと仮定すると吸盤をはがすためには
約15kgの力が必要だ。ばねばかりが欲しい。