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愚者の戯れ言
2002/01版その1

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2002/01/02 (水)

■新年早々から

バイトでした。つら(--;;　ついでに言うと、31日もバイトしてましたが。
まぁ、その後一日くたばってるんだから、なんと言うか……（苦笑）

■ろ

_ 結局、サンタ帽子は入手できず。プレーヤーラックが必要なもの、かつ「時期限定」なんで、入手はもう絶望。金集めれば買えるかもしれないけど……

_ でも、どちらにしろ絶望的なのは変わらないので、ろの頻度を思いっきり落とすことに。かぶり物コンプリートできないと言う絶望的な展望のストレスを抱えたままゲームしてもおもしろくない（－－；；

_ まぁ、今までがはまりすぎという考え方もあるけどぉ（自爆）

2002/01/03 (木)

■また～り

読書にいそしんでみる。つーか、積読を数冊片づけただけとも（笑）
……先に言っておきますが、数日がかりですので。いや、時間さえあれば一日で読み切れる量なんですが……

■『水色の髪のチャイカ』

　妖魔夜行…じゃないわ、百鬼夜翔の方の小説です。角川の説明のページへ。
　これの、水色の髪のチャイカの中の一節にいたく共感。架空と現実の認識感と、キャラクターと言う存在についての辺りに。
　物語を語る側、みる側としては、それは架空。だけれども、物語の中のキャラクターとしては、それは現実なんですよね……

　本の解説とかあらすじは適当なページに飛ばすとして。
　漫画でしかみたことないんですが、アイデアの根幹はガンパレと同じところでしょうか。つーか、あとがきでもガンパレに触発されてるとかかかれているので、まず間違いなく。
　飛ばしておきながらなんですが。人類は突如として地球外知的生命体から宣戦布告されて、んで戦う条件がいくつか設定されてるわけです。たとえばその一つが、宣戦布告時から後に生まれた少年少女達が兵士である…など。
　で、そのための子供達の話なわけですが。

　なんとも形容しがたい読後感です。悪い話ではない。おもしろかった。ガンパレをやってないので、知ってはいるが比較できないから、かもしれませんが。
　終局が気に入らない？　それも違う。考えられる一つとしては、十分にあり得る話ですから。

　それはともかく。これを読んで一番最初に思ったのが、ゲーム（ＴＰＲＧやＰＢＭのようなもので）楽しめないか、と言う点が少し間違ってる気がします（笑）
　つーか、自分が気に入った設定／世界観を持った物だと、まず間違いなく思ってますが（苦笑）

■『BREAK-AGE EX ロアゾオ・ブルー（１）』

　漫画の設定よりもう少し先の時代になっています。……もうすぐ子供生まれるのって誰なんだろう（＾＾；；。
　漫画も読んでれば、おそらくあれはしょーじのことだろうなとか、藤井は相変わらずだなとか、にやりとできるところいっぱい。いまだにボルゾイは元気にやってるとなってますし、隼は確かに鴉の正当後継機だし、おまけのストラップは間違いなく着ぐるみ人間の仕業だし、ってその着ぐるみは先生になってるし（ｗ

　そういった相変わらずを除いてもおもしろかったです。……うーむ、自分の語彙って少ない（ｗ

_ 　ＢＡの話（漫画、小説含めて）みるたびに思うのは、ＤＰを現実化できないかってところだったりします。
　ゲーム内のＴＯＷＥＲのコックピット描写では、擬似Ｇも生成されることになっていますが、これは物理的に無理でしょう。*1 その点を除けば、ＴＯＷＥＲに近いものは（金額さえ考えなければ）十分作れるでしょうし。
　Ｒ－３６０でしたっけ？　あのようなハードを内包し、後はなんとかしてジョイント部分の強度問題をクリアすれば、油圧でコックピット自体を揺らす仕組みはできそうです。いささか迫力にはかけますが、上向きにすればある程度のＧも体感させることも可能でしょう。映像効果も考えれば、その程度のＧでも十分かもしれません。
　流石に世界大戦は無理でしょうけどね。*2

_ 　ハード的な部分はそこまでとして、ソフト的な部分。物理シミュレートの部分をかなり簡易的にコンバートすれば、現行でも、つーか過去のもので十分できてますね。そもそもＢＡがメック（アーケード版）をモチーフにされたものですから、あれのグラフィック処理を強化させれば、それだけでも十分でしょう。アーマードコアのシリーズを考えれば、その辺りの処理はかなりいけると思います。
　各種の探査能力の処理ですが、基本データの処理の仕方が異なる部分と割り切ってしまえば、見た目処理と変わる部分はほとんどないでしょう。

_ 　ソフトウェアで一番の問題は、やはりカスタム化でしょうね。この部分がＤＰの核であり、一番おもしろいところですから。
　これのおかげでＤＰは物理シミュレーターに近い存在になってるって設定になってそうですし……勝手な想像ですが（＾＾；；……。新素材の導入が「ユーザー手動でも可能」ってゲーム、どうやってプログラムすればよいのやら。……私ごときの発想じゃとてもじゃないけど思いつけません（笑）

_ 　その他諸々の部分はなんとでもなりそうですけどね。機種転換しない場合の戦績のアップやらの辺りは、暗号化技術使えばなんとでもなりそうですし。

ミ☆

_ 　ＢＡの話をみるたびに思います。
　実際に遊んでみてぇ（＾＾；；

*1: 擬似的なＧは、本当に重たい物を持ってくる以外には、加速／減速を利用するか、遠心力を利用するしか方法としてはなかったかと。そのどちらを用いるとしても、アミューズメントとしてはいささか金とスペースがかかりすぎかと思われます。
　本当にやるとしたら遠心力になるでしょうが、今度はそれを制御するハード面での問題がかなり出てきそうですし……。

*2: 専用回線を用いることで、完全な光速でデータ転送が可能として考えたとしても、地球の裏側までの時間は 2/15 かかる（光速で地球を 7 周半/sec から）。これより、フレッシュレートを 1/30 としても、データ転送に 4 フレームかかることになり、反応速度が重要と思われるゲームにしては……
　もちろん、この回避策として（仮想的な）物理行動には常に 10 フレームほどの反応のラグ（物理的に物を動かす時にかかる様々な反応の時間）を設定しておけばいいけど、そんな反応の鈍いアクションゲームって（＾＾；；……

■『吹け、南の風[I・星戦の職天使（セラフィム）]

　“無邪気な戦争（シリー・ウォーズ）”開戦のシナリオ。

　過去の作品からの世界観そのままに、ペリペティアからの歴史の続きです。
　本通した、ジョークか本気かつかない独特の雰囲気が好きです。なんつーか、本文に入る前の文と、あとがきと、最後のお知らせ部分なんかが（笑）。いや、最後のお知らせの募金は本気だと思いますが、それまでのあとがきの話がね（＾＾；；

　中身は、なんと言うか……私なんか設定好きな部分ありますので、かなりおもしろく読めた（亜空間の設定にかなり打ちのめされたり。なるほどって）んですが、人物の紹介と背景世界の設定がメインに近く、シナリオはあまり進んでないように見えます。あとがきでも述べられてますけど（笑）

　一つ思ったのは、本文は（エンターテイメントとして十分におもしろいので、もちろん読むのを勧めますが、それは）別としても、あとがきを読んでもらいたいなと。キャルが何者かと言うのは、ペリペティアを読めばわかるのでそちらを読んでください……で終わらせて、読みたくなければよくあるキャラクターとの語り合いだなで終わらせてもいいから、このあとがきは読んでもらいたいなと。

　あとがきに対する意見は、今はやりません。たぶん、この段落でやるのは野暮の極みなんで。読んだ人はわかるよね（笑）　つーか、似たような意見になりそうだしねぇ……