Eiichiro Morinaga E-mail morinaga@big.or.jp
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マウスを作るのに、いったいどのくらいの時間が必要なのだろうか。
今日も私よりマウスを選んだわね
家族批判にもめげず驀進する我がマウス人生
世界一になるまでの日々を真実のままに記録してみることにした。

人間型ロボットを作るのに、いったいどのくらいの時間が必要なのだろうか。
よせばいいのに趣味を増やしてしまいた。
今日も私よりメタちゃんを選んだのね
日本一に輝いたMetallic Fighter。次の目標は世界制覇。


2003年9月1日(月曜日)
■栄養剤
 さあ、いよいよ9月だ。虫の声がマウスシーズンの到来を告げる。
まずは栄養補給。中島さんの6輪マウスをゲット。随所に工夫が...見ているだけ元気が補充される。残念ながら駆動モータが在庫切れのため組み立てられない。賞品でもらうことを期待するか、誉21対応に改造するか迷うところ。とりあえず眺めるだけ満足しよう。
2003年9月2日(火曜日)
■MODELA
 MODELA全開。イメージを現実のものに変えてくれる魔法の箱。私にとって、一番頼りになる電子翻訳機。今日も一晩中、部品を削り出す。今回はリチウムポリマー用の電池ケースの蓋。重量2.5g。
どうですか、あなたもMODELA仲間に... 

天使のささやき

 「欲しくなる、欲しくなる、欲しくなる。どうせ買うことになるのなら、はやく買っちゃえ!!
2003年9月3日(水曜日)
■誉21対応
 中島さんから誉21対応改造例が送られてきた。ありがとうございます。
さっそく、原案を元にMODELAのデータを作る。図面を引くのに30分を要する。現在、加工中。15分ぐらいで切り出し終わる予定。その間にホームページ更新。

■加工終了
 予定通り加工終了。次の問題は誉21のピニオンを外す方法。アイディア募集。
2003年9月4日(木曜日)
■ピニオン外し。失敗談
 みなさんからいろいろなアイディアや体験談を頂ました。ありがとうございます。
 早速、チャレンジ。圧入されているなら押し出してやればよい。ポイントはピニオンを支えてモータの軸を垂直に押すこと。
 垂直といえばボール盤。これを利用しよう...
まずはアルミアングルにモータの軸が入る溝を切る。もっと厚いアングルを使いたいところだがモータ本体とピニオンの間には1mmの隙間しかない。押し棒は六角レンチを切断したもの。
 さあ、やってみよう!!
結果は... 押し棒が圧力に負けて曲がってしまい失敗。Φ1.5は辛い...アイディアは間違ってないと思うが...さあ、どうしよう。
2003年9月5日(金曜日)
■前提条件
 皆さん、いろいろなアイディアありがとうございます。大事な前提条件が抜けていましたね。今回はピニオンは殺してもOK。モータだけ生かせれば成功です。

■ピニオン外し
 今回は「まさお」さんの書き込みにあったGWSのピニオンプーラーをゲット。早速使用してみました。やってみてすぐに問題発生。ピニオンプーラーが入らない。早速追加工。と言ってもやすりでピニオンプーラーの溝を広げるだけですが...簡単な追加工なので5分もあれば十分。さあ、
再挑戦。おー抜けた。オプティカルセンターポンチに並ぶ便利な小道具。情報ありがとうございます。 
2003年9月6日(土曜日)
■椅子
 5つある収納ユニットのうちの左端の収納ユニットを作る。左端のブロックは作業台となるため椅子が必要である。しかし、このブロックは入り口に一番近い。椅子が常時あると邪魔である。そこで収納型の椅子を作ることにした。朝一で近くのホームセンターに板を切ってもらう。機械で切断するので切断面の垂直はでているが、今回は寸法がでていない。相対加工誤差がでないようにわざわざ図面を作っているのに... 願わくば、加工はアルバイトにさせないで欲しい。その点、ハンズはいいなー。ちょっと高いけど...  いろいろあったが完成。隣のブロックは本棚兼サイドテーブルになる予定。
2003年9月7日(日曜日)
■収納ユニット完成
 収納ユニットが全て完成した。あとは柱を塗装するだけ。1820 x 910 x 12 の板を13枚も使用した家具作りも、もうすぐで終了。ちょっとさびしい。
 下段の棚の高さは320mmA4のファイルがすっぽり入る大きさ。昔、ASCIIサイズで本棚作ったらファイルが入らなくなった教訓が生きる。あたりまえだがA4ファイルはA4より大きい。
 320mmは100円ショップの引き出しを5段重ねると丁度の高さ。本棚と部品収容棚を必要に応じて使い分けることができる。
 パネルの色はゴールデンブラウンと黒を調合して作ったオリジナルカラーである。
2003年9月21日(日曜日)
■Micro Fighter
 忙しい時は忙しい。いろいろと工夫して時間を捻出してはコツコツと新型のマウスを開発している。気がつけば、明後日は東日本地区大会。悔しいが今回は見学となる。
 みなさんのマウスを見ることが出来るのに自分のマウスを見せないのは主義に合わない。未完成ながら公開。
 総重量189g。タイヤ径38mm。電池はリチウムポリマー。MODELAを駆使して5段積層構造で3次元構造を実現している。
 名称をMIKEからMicro Fighterに変更。心機一転、全国大会に挑む。
2003年9月23日(火曜日)
■マウスシーズン開幕
 ついに始まった。東日本地区大会から全国大会までの2ヶ月間はマウス漬けになる。
 初戦の成績はマイクロマウス競技11位、支部サーキット2位であった。納得のいく結果だ。
 第4回RoboOne大会から1ヶ月。休養十分。ベストを尽くすのみ。さあ、やるぞー!
10月12日 北信越地区大会 新潟
10月26日 中部地区大会 名古屋
11月02日 学生大会 東京
11月09日 東北地区大会 山形
11月22日 全日本大会予選 東京
11月23日 全日本大会 東京
2003年9月24日(水曜日)
■充実した一日
 久しぶりに充実感のある一日だった。仕事も趣味も順調。昨日の大会がきっかけになっているのは間違いない。無理して参加してた甲斐があった。

■分析
 去年までは同じマウスを2台作り、片方を神様にしてハード、ソフトの改良を行っていた。性能が逆転したら神様を交代させるこの手法はベストだと思っていたが、結果がついてこない。ということは何か間違っている。さあどうしよ...

■挑戦
 今年は180度方針をかえる。違う形のマウスを3台作る。シード権は狙わない。3台のマウスは全日本大会予選に参加させ、決着をつけさせる。

■MicroFighterSP1
 昨日の東日本大会に参加した機体。2年前に作った機体をベースに毎年改良を加えてきた。
この機体はハードの改良は一切おこなはない。ソフトのみを大改良する。目標はめげないマウス。壁にぶつかろうが、マップデータが壊れていようがゴールを目指すマウスにする。

■MicroFighterSP2
 目指すは小型ステッパーマウス。綿谷さんのマウスに刺激を受ける。自分なりのアプローチで小型ステッパーマウスに挑戦する。

■Michro Fighter DC
 タイトルどおり目指すは小型DCマウス。MODELAを駆使して自分にとって新しい分野を切り開く。当初の予定ではこのマウスだけに絞るつもりであったがハードを作ってからソフトをを作るというアプローチはあきた。ソフトとハードを同時進行し、進化させる。そのためには既存のプラットホームの利用。今まで積み上げてきたノウハウが最大限に生かせる究極のステッパーマウス。未知の可能性を秘めるDCマウスが必要である。妥協は許さない。

■時間確保
 誰しも時間は平等である。いかに有効に使うかが鍵。規則正しい生活に挑戦し、生活にリズムを作る。目標は1日4時間。
2003年9月25日(木曜日)
■MicroFighterSP1
 このスタイルが私のマウスの基本形である。MetallicFighterと同様に基本スタイルは変えていない。これから作る2台のマウスもこのスタイルのまま小さくする。
 今年作ったDCマウスの試作機は「かっこ悪い」とかみさんに一刀両断され、あえなく撃沈。未練はない。

■第2回バンダイカップ
 第2回バンダイカップがアナウンスされる。なんと11月22日。全日本大会予選当日である。しかも場所は同じお台場。10分で移動できる距離。我慢、我慢、でも出たい。でも出ない。
 秋風は我が心を揺れ動かす。

■RoboOne on PC
 すみません、棄権しました。申し訳ない。
2003年9月26日(金曜日)
■ホイール図面
 小型マウス用のホイールとホイールアダプターの図面を引く。明日見積もり依頼を出す予定。
 短期間設計に迷いは禁物。直感と経験を信じて、ぐいぐい進める。
2003年9月27日(土曜日)
■MODELA大活躍
 昨日書いた部品の見積もり依頼をメールする。部品が出来上がるまでの代用品をMOLDELAで削りだす。図面とまったく同じ寸法で削りだしたので強度的に若干不安があるが、強度が問題になるような走行をする時にはA7075のホールが納品される予定。

■モータを追加工
 モータのシャフトの切断とネジ穴の追加工を行った。シャフトは金鋸でばっさり切断後やすりで仕上げる。加工時間はモータ2個で30分程度だがもっと楽をしたい。バンドゾーが欲しくなる。
2003年9月28日(日曜日)
■MicroFighterSP2
 駆動ユニットのプロトタイプ完成。基本的にはMIcroFighterSP2は家にある部品だけで作る。チャーハン作りに似ている。素材を生かすも殺すも料理人しだい。おもしろい。
 しかし、いろいろな部品があるものだ...
横幅 76.5mm
ホイール径 40.0mm
タイヤ径 43.0mm
タイヤ幅 10.0mm
重量 222g
■フレーム製作中
 片側のフレームが削りだし終わった。今日は久振りにライブ日記になりそうな気配。
 現在、小人さんたちがもうひとつのフレームを削っている。私はこれから昼食をとる。そんなことどーでもいいか...

■フレーム完成
 イメージどおり出来たが、タイヤのゴムがやわらかすぎてフレームが接地してしまう。ゴムの素材を変えるかホイール径を変える必要がある。後者を選択すると見積もり依頼中の部品をストップしなければならない。迷惑はかけたくない。迷うところである。現時点の重量:225g
■暇つぶし
 リビングにできたスペースで娘がやっているジグゾーパズル。リフレッシュを兼ねてパズルをりはじめると止まらない。小人さんたちがマウスを作っている間に、気合を入れて完成を目指す。わずかな色の違いも見逃さない。
 初めて数時間、なんとピースがふたつ足らない。やばい、俺のせいにされる。考えてみる人のやっているジグゾーを勝手にやって許されるはずがない。やばい。くずそう。
 この数時間はなんだったんだろう。虚しさと疲れだけが私を支配する。小人さんたちはとっくに休憩に入っている。まあ、いいか。趣味の世界、気ままにやりましょう。
2003年9月29日(月曜日)
■MIcroFighterDC
 MIcroFighterDCのフレームを削りだす。結果は削りだしの途中で過負荷のため原点がずれてしまい失敗。明日削りなおす。原因は切子の逃げポケットを作らなかったため。あーあ

■特徴
 今回の最大の特徴は従輪のサスペンション機構。ABSのやわらかさを逆手に利用して作る。「これぞ求めていたもの」といった感じである。サスペンションの弾性は板厚で調整する。写真の状態で119g。ギアの軽量化、ホイールの軽量化はまだ行っていない。
2003年9月30日(火曜日)
■休養日
 本日は帰宅が遅かったため、加工作業は断念。全体のスケジュールを見直す。

■北信越地区大会
 北信越地区大会の資料が送られてくる。まだ参加は流動的。今週末の進捗で決定する。

■MicroFIghterSP2
 ドライバ回路の選定をおこなう。部品を取り寄せる時間を考えると手持ちの部品で勝負するしかない。候補はSLA7033M,SMA7029M,SDK03M。2個のステッパーを回すのに必要な重量は12グラム、8グラム、4グラム。決まりかな...
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